2023 赤城山ヒルクライム エキスパート26位
今年も無事赤城が終わりました!
今年からコースも変わり、どうなるかと思ったけど赤城が終わると、やっと秋って感じがしますね〜笑笑
今シーズンはCTL15くらいからスタートし、8月入るまでPWR5倍近くまで戻す事が出来た。
ブログで何度か記載した通り、8月以降は膝痛によりほぼ練習が出来ない状態に陥った。
9月に入っても痛みは軽減して来たが、ローラーも30分以内に収める。
それでも完治はしていないが、メンタル的にはかなり立ち直って焦らず自転車を楽しめています!
8月
9月
実走に関しても、徐々に距離を伸ばし!?姫百合までで辞めておく日々。
大会1週間前のCOW試走会では、畜産スタートで山頂まで50分台まで戻せた(というか、良くそこまで走れたなと自分で感心)
(↑試走会の写真、撮影いつもありがとうございます)
そして膝サポーターは必須なのです…笑
とりあえず、試走会の結果を見て
「エキスパでも旧料金所までは着いていけそう!」と予測。
あとは、乗鞍の時みたいにパンクしないことを祈る…笑
前日夜、久々体重測定。乗鞍からプラス2.5kg…
【大会当日】
去年から前橋市民となった事で、会場まで自走。
約10kmを市街地は信号も多いのでチンタラ30分くらいかけて移動する。
余談だが今回から、まえばし赤城道の駅が会場となった事で、仮設トイレが小の方しか無かったらしく、トイレがいつも以上に大渋滞!!!
道の駅に大用のを増やすのは難しいのか?
トイレ前に係りの人が張り付いて誘導してたし…
家で2度もバーストして来た俺は、地の利を活かす結果となる!!
知り合いと雑談して、スタート!!
今回からは3.5kmくらい?がパレードラン。
もうこの時点で今年の乗鞍より進んでいる(悲しみ)
焼肉屋を過ぎて計測スタート!!
しばらくペースは緩め?
パワメを見ても4倍前後。
去年同じエキスパに出た時は、先頭にも出たりしてたからインターバルも結構かかった記憶がある。
他の方も話していたが、今年はグリフィンの選手が序盤はコントロールしてた事も影響してたらしい。
大きな展開も無く距離を消化…
練習不足の俺でもなんとかなるレベル!
旧料金では来年ペースアップするけど、意外と上がらない??
その先は平均7%と得意なステージ!
「俺の庭だ〜」といつもならなる所だけど、足も心拍も練習不足でヘロヘロ。
うーん。気持ちは行ける気がするけど、全然掛からない。
集団が5倍くらいで進むと流石に厳しい…
いつもなら着いていけるペースに反応できない、悲しい。悲しい。悲しい。
去年も1番カーブ手前で千切れて、同じ場所で千切れる。去年との違いはエキスパ先頭10人の集団から千切れたのと違い、25人くらいのまだまだ大きな集団から千切れた事。
千切れてからは後ろの集団を待とうするも、2人くらいが追いつく程度。
姫百合までは一応3人のパックで行くが、それ以降はそこからも離れ1人旅…
もうここからのモチベーションは
「1時間切り(笑)」
旧コースでの1時間切りと、短縮コースでの1時間切りは説明するまでも無く価値が違う。
とは言え、せめて頑張った形として目標が欲しい!!
昔雑誌で見た、大ベテランのミヤケンさんにも途中で抜かれる。
ラスト1km、手元のタイムを見ると57分。
ラストの直線を踏ん張れば1時間切りは達成だが、垂れたら間に合わない!
牧場横で応援してくれる人の声を聞き、できる限りモガく!!!
今持っている100%は出し切った。
手元では目標タイムは切ったはず!
【結果】
59分35秒 エキスパート26位
(畜産から50分50秒 255w PWR4.3倍?)
ちなみに去年は3km長い旧コースで59分20秒くらい。ガッツリ調子もタイムも落としてることが分かる。
悔しいけど、今年の状態がイマイチだったので悲観的になりすぎず…と言い聞かせる。
下山後は金券を使いラーメンタイム
大会は無事終えてたが、
まだまだやる事、やりたい事、やり残した事がタップリある!!
【来シーズンに向けて】
①まずは怪我を治す!
怪我治さないと練習出来ないし、弱ったままだ。
冬場もサボらずローラーやランを継続する!
②筋トレ(体幹中心に)や栄養摂取とケア
自転車乗れない期間も膝に負担かからない様に、HIITトレーニングを継続していた。怪我しない様にストレッチもする。
あと、体のリカバリーとして今まで取っていなかったプロテインも9月から導入している。
③ベース作りと環境作り
今年の失敗はベーストレーニング出来ていないのに、夏場に急に練習量を増やして怪我をした。
①の通り、ベースを作る。
環境作りと言うか、この冬なら家を購入するので(突然のカミングアウト)アパートと違って、ローラーはしやすくなる。笑
あとはずっと乗っていた、コルナゴv2-rが今シーズン限りで引退となる。
フレームは大丈夫だが、シートポストがやはりダメな様で乗り換える予定!
ポジション取れないから無理に前乗りして、なんかギシギシ言ってる…
5年間、俺を年別とは言え何度も表彰台に運んでくれた相棒。お疲れ様でした!!
さて、来年のレースはどこからスタートするか不明だが、ハルヒル→富士ヒル→乗鞍→赤城のローテは確定している。
気は早いが、既に来年が楽しみである!!
また鍛え直して山に戻って来るぜ!
そして、いつか赤城のエキスパートで上位を争えるくらいになる!!
では、また道の上で〜
2023 乗鞍ヒルクライム【長かった、たった3km】
まず今年の乗鞍は膝痛との戦いだった。
前回のブログで記載した通り、左膝を8月上旬に痛めた。
その後、丸々1ヶ月痛みがいったり来たり…
むしろ、悪化の一途を辿る。
そうなると、必然的に“自転車に乗る”練習も出来ない。
代わりに水泳で代用するも、これまた痛みが出る。
その代わりにビリー隊長のYouTubeやFIT系の筋トレを行う。
これまた膝に水が溜まる…
完全に八方塞がり。笑
素直に早い段階から数日フルレストを取っていれば問題なかった話なのだ。
実走は前回の乗鞍試走から20日封印☁️
水泳での有酸素運動も10日封印☁️
やっとローラーに跨って20分乗れたのは、大会前の3日前だった。
もちろん、その後大会までまたフルレスト。
ここまでウダウダ書いていて自分でも嫌になってきた…笑笑
とりあえず、痛くて全く乗れませんでした!!
悔しくて夜も泣いていました(ガチで)
ってだけの話です。笑笑
さて、そんな2023年の乗鞍。
レースは如何に…!?
…
…
…
結果、
スタートから3kmでパンクして、DNFでした🙃🙃🙃
丁度後ろを走っていた戸丸君が
「パンク!!!」
って叫んで、誰の事だろう??って思ってたら、俺の右足の方から「プシュー」っと。
あっ、俺かぁ!?
その場では意外と冷静に
「まあ、“そう言う”事だよな〜」と悟った。
そもそも前日からシートポストがなぜか下がる現象があったり、メカトラはスタート前からあったりと、もうこれは山の神様が
「身体も機材もそんな中途半端な状態で来るな、また来年出直して来い」
って言っている様にしか思えませんね…笑
パンクしてから、少し下った所にいた1番近くの運営の人に事情を説明。
その場だと携帯の電波が繋がらず、更に下る。
『44番カーブ』に別の運営の人に再度事情を説明してたら、本部に問い合わせてくれた。
全出走者が通り過ぎるまでその場でステイする事を伝えられる。
以下の流れはこんな感じ↓
とりあえず、44カーブの運営バイトちゃんに携帯を借りて、駐車場で待つ妻に事情を説明。
とりあえず、44番カーブで運営ちゃんと一緒に通り過ぎる選手を応援する事にした!!
今大会俺が全参加者で1番初めにDNFとなった。
その分、1番他の選手を応援した自負がある!!
勿論、悔しかったが“今”出来る最大の事はそれしか無いと思った。
応援していると沢山の方に「ありがとう」って言って貰ったり、逆に知り合いの方が俺に気付くと「どうしたの??」ってレース中で辛いはずなのに声を掛けて下さる方も…
そして、チャリダースタッフも止まっている俺に気付き「井浦さんどうしたんですか!?」って声を掛けて下さり、パンクした事を取材⁉︎してくれた!笑笑
自分で言うのも何だが、日光白根、美ヶ原、乗鞍とチャリダー坂バカ部のライバルポジションを確立していたので、俺自身も最後まで走り切りたかったのも事実。
まあ、自転車に乗っている限り、番組関係なく自転車で繋がっていくだろう!!
嬉しかったのは、下山後に他のチャリダースタッフの方から「今年一年ありがとうございました」ってお礼を言って貰った事だ。
むしろ、取り上げて頂いてこちらこそ感謝しなければならないのに…笑
そんなこんなで、呆気なく終わった今年の乗鞍。
去年は実力は高めたが、本番で発揮出来ず留年。
今年は、初めから終わりまである意味綺麗に上手く行かず留年。
そんな中でも、戸丸君はママチャリ⁉︎で年別5位入賞の快挙!!
ミニマムさんは有言実行の30代優勝!!
正直、帰りの車でも悔しくて泣いたし、もう乗るのも山も嫌になった。
だが、コレで終わる訳には行かない!!
来年こそはもっと鍛えて乗鞍に挑む。
そして、レース結果にもこだわるが自分自身に勝つ!!
「俺達は人生の負さえ推進力に変える。それが一流選手だ」
漫画『かもめチャンス』より
直近では赤城もあるが、まずは膝とマシンをしっかり治す事が優先だ…
せめて、今年のラストレースくらい本調子で臨まなくても“一生懸命頑張りたい”
では、また道の上で!!
乗鞍2週間前。膝ぶっ壊れ。
タイトル通り、乗鞍まであと2週間。
7月下旬にはPWR的には5倍に差し迫るくらいまで調子を上げていたが、その代償に8月に入り左膝が悲鳴をあげた。
うーん…
他の人からすると大した練習量では無いと思うけど、俺からするとオーバーワークだった。
膝の痛みを抱えたまま、8月6日に乗鞍試走へ!
ミニマムさんと試走出来る貴重な機会だった事や、大会直前をイメージして試走の日に合わせレストも2日入れた。
もちろん膝のこともあったので。
それで、結果はこんな感じ↓
64分半 PWR4.3倍
去年の試走より1分落ち😇
ミニマムさんには20分で置いてかれたが、三本滝までは去年の大会より速いペースだった(ミニマムさん強すぎる)
さて、そんな試走のタイムがイマイチだった事もあり余計に焦る訳でした。
【膝が少し良くなる→また乗る→また痛くなる→少し休む…】の無限ループに。
分かっているけど、バタバタしてしまうのだ…
「せっかく力付いてきたのに落ちちゃう」
「この状態で問題なく走れるか??」
焦れば焦るほどドツボにはまる。
あと2週間しかなくて焦るが、とりあえず“自転車に乗らない”努力をする。
最低4日はローラー含め自転車に触らない。
代わりにこの期間は関節負荷の少ないプールで運動をする!
25mもまともに泳げないので、ひたすらビート板を使って泳ぐ!笑笑
ビート板があれば、敷島の50mプールもなんもか泳げるのだ☀️
プールの強度って、時間的にL5とか鍛えられそうとか思ってやると苦手なゾーンの練習になるから良いのか??
正直、かなり絶望していたが、ポジティブに置き換えるしかない!!
万全では無いかもしれないが、現状最大限の力が発揮出来るように2週間調整します😌
では、次は乗鞍本番で…
【現状把握】4ヶ月でどのくらいパワーが戻るのか?
今回のブログは自分のメモ代わりに!
一度パワーが落ちると中々元に戻るのは時間がかかりますよね。
私自身、シーズンオフを取りすぎて苦労しました(しています)
その推移を今年の4月から4ヶ月振り返ってみましょう!!
もしくは誰か(誰だ?)の参考になると…
今年もターゲットにしている乗鞍まであと1ヶ月ちょっと。
去年、仕上がりは絶対的な自信があったが蓋を開けたら大惨敗…
原因は正直今でもよく分かってない(オィ)
この時のPWRは5倍程。
昨年の7月末乗鞍試走1時3分(4.5倍)
最も単純な力不足が1番だと思うけど、アップ不足、寒さ、減量し過ぎだったのか、はたまた気合いすぎたことでの精神面か…??
さて、本題となるが今年は「過去イチフィジカルが落ちたところから、どのくらいまで戻ってるのか?」って話です。
【参考データ】
【4月】60kg
PWR4.2倍(ローラー20分走×0.95)
日光白根 28分→4倍(高地だった事を加味しても酷い)
【5月 】59kg
PWR4.4倍(ローラー20分走×0.95)
ハルヒル 42分→4.5倍
【6月】
58kg PWR4.6倍(ローラー20分走×0.95)
美ヶ原 1時間8分→4.6倍?(サイコン押し忘れ)
【7月24日時点 】
56.5〜57kgをウロウロ
PWR4.9倍(ここだけ実走データより)
COW練 松之沢TT 35分 5.1倍
ざっと結果を並べたが、4月4.2倍→7月末4.9倍?まで戻った。
続けて練習量に関して
残念ながらランのデータは取れてない…
体感的に6月ごろは良くランもやってたので、その頃は10km40分台まで乗っていた。
自転車の距離に関しては実走のみ。
時間はローラー込み。
これでも6、7月は代休やら有給も上手く使いながら練習量を増やしている(これでも…)
練習に関しては4月SSTもままならず、L4も15分を週1回が上限で足も心臓もリカバリーが追いつかず…
最近は月曜アクティブレストで30分くらいダラダラと、火木でSST20×2or20分全開走、30-30などのインターバルを中日の水曜なら1回、金はアクティブレストか調子次第でインターバルかSSTを20分程、土はSSTショート(の少し下くらい)、日曜は峠TT。
測定してないので何ともだし、当たり前だがCTLが上がれば練習量も質も増やせる。
課題としては、通年トレーニング出来ない性格なので、シーズンオフも維持したいんだけどな…笑
あとは、去年11月結婚してから半年以上かかって生活リズムが整えられた事も大きい。
妻が仕事忙しい人なので、帰りがいつも21時近い。22時過ぎる事もある。
妻が帰ってくる前に、ローラー(30〜60分)と夕飯の準備、洗濯たたみを行うスケジューリングが整ってきた!笑
逆に言うと、俺はなるべく定時で残業なく仕事終わりにして、このリズムを保つ必要がある!笑
あっ、あと機材に関しては12sの電動アルテに組み換えた!
元々7kgジャストだったのが、7.1kgと微増。
30tが増えた事や変速のロスが無い事もアドバンテージだ!!
ホイールのメンテしてもらったのも大きい、ほんとに良く回る👍
さて、体も機材も整ってきた。
8月末、どこまで伸びてるか??
はたまた、今がピークなのか??
乞うご期待〜
2023 ツールド美ヶ原 男子B4位
今シーズン3本目のレースは長野県松本市で行われた「ツールド美ヶ原」に参加してきました。
結果はタイトル通り年別4位でした!!
今年は富士ヒルを見送り、ハルヒルから直で乗鞍を予定していましたが、チャリダーが美ヶ原に来ると言う事でエントリー!!
チャリダーではお馴染みのママチャリヒルクライマーの戸丸君、ニューフェイスの島君とまた戦いたかったのだ(またテレビ映りたいって気持ちが…笑)
(↑顔ヤバい。7月14日に日光白根の回が放送されるらしいので、是非ご覧ください⭐︎笑)
特別調整を行なっていた訳では無いけど、4月の日光白根と5月のハルヒルの時に比べれば確実に調子は上向きだった。
ローラー20分走で
4月PWR4.2倍→6月4.6倍
体重も60kg→57.5kg前後
このくらいまで戻ってきた。
過去の栄光を引き摺ると、昨年乗鞍前は5倍まで行ってたので、仕上がり的には60〜70%程(´-`).。oO
とは言え、先週のCOW練で赤城旧道もCOWの良太さんと一緒に走った事もあり、自己ベスト更新の40分台で走ることが出来た!!
COW練の時にキャプテンから「井浦さんは3ヶ月あると仕上がりが全然違うから、試走会のグループ分けが迷う」って…笑笑
調子にムラがあるのは、自分としても抑えたい。笑
今回の遠征は妻と一緒に。
妻も今年の6月からロードを購入したけど、大会に出るようになるのはいつか…(坂は嫌って言ってる)笑笑
前日の夜はカーボローディングでお蕎麦
↑たぬきそば
↑そば味噌は日本酒が欲しくなりました!笑
宿に向かう前、翌日の朝飯はツルヤにて買い出し。
宿に着いてから、ツルヤで買ったオヤキも食べる。笑
あと、スッキリ睡眠乳酸菌みたいなもの飲んだ。
朝飯は赤飯おにぎり2つ、バナナスムージー、ピーナッツクリームのランチパックと炭水化物ぶち込んでOK!!
1時間の登りはいつも通り1000calを目安に食べるのがルーティン。
【レース編】
レースは7時20分からスタート。
朝は4時半起床。
朝食は消化を考え2時間前までに!
トイレも朝から2回スッキリ!!
天気も良かったので、アップは松本市野球場の周りを30分くらい徘徊と短い坂をテキトーに登る。
テキトーな割に300w以上出るので、調子は悪く無いか??
あと、チャリダーの方から一緒にスタートしようと誘われた!!
元々そのつもりだったし、前略通り戸丸君、島くんと戦う為にエントリーしたので好都合👍
スタート前にその戸丸君から光るウサギちゃんを貰った。笑
で、レース前に即つけた。笑笑
自転車で稼いだお金は自転車に返す。
戸丸君だからこそ出来る、素敵な精神だ!!
そんなこんなしてる内にスタート時間になる。
また戸丸君の話だが、彼はファンサが旺盛なのでスタート直前まで
「チャンピオンは俺だー!!」
と笑顔と大声を振り撒いていた!笑
(正確に言うと、パレード区間もずっとやってた。笑)
エキスパ勢が7時10分スタートで、その後年別20〜30歳のクラスBが出走!!
公約通り、“戸丸-俺-島”の順で先頭に並んだ。
【美ヶ原2000番台】NHKチャリダー戸丸大地さんの初っ端猛烈アタックに追いつくも一番先に先頭集団から脱落したのはRBR TV ノーカット版 - YouTubeの動画より引用
計測地点まで1km程パレード区間がある。
コース変更に伴い、エキスパも含めて全クラスネットタイム方式(自分がスタートしてからゴールするまでのタイムを測定)
つまり、1番先にスタートラインを踏んでいるので後から来た人と同じタイミングでゴールしても負ける事まで考えてレースをする必要がある。
計測開始のラインを過ぎると、
物凄い勢いで戸丸君が得意のダンシングでぶっ飛んで行く!!!
(これがチャンピオンの走りか…)
やりたくても真似できんし、単独逃げはカッコいい\\\\٩( 'ω' )و ////
その後、集団内でも数名がガンガン上げてく。
パワメ見ると350wとか出てるので「うわぁ、まじか」と思う反面、いずれペースが落ちるだろうと判断して、位置を少し下げFTPくらいでペース走に移る。
先頭集団にはチャリダーの島君もいる。
今回の目標は着がどうこうより、チャリダーの2人に負けない事!!
島君は今年の富士ヒルでゴールド獲得してるし、実力は間違いない…
他の人の動きも見ながら、ちゃんとマークしておく。
少しすると前の2人が
「人数どのくらい?」「(人数)絞りますか!」
みたいなやり取りをしている。
「絞りますか!」
— スズコウ (@suzukou2001) 2023年6月26日
ワイ「いいよ~」
じゃねえよ、危うく二人セットで仕掛けた側二人ともオールアウトだよ!!
某隊長みたく「ステイだ」って言える判断力が有ればもっとタイム出た世界線も有ったかもしれねえ
後に3位に入るスズコウ君、動画を引用させて頂いたRoadBikeRoad TVさんのやり取りだった事が判明!
この強者のやり取りにビビりちらかす俺。
その後も数名がペースがチョコチョコ上がり離される場面もあるが前も牽制してる雰囲気を感じ「ゆっくりでも追いつくよ」と声かけする。
(自分に言い聞かせてた部分が大きい)
記憶が曖昧だけど、途中で逃げていた戸丸君に追いつく!!
「おお!来たか、ぃうらぁー」
みたいな事を言われた気がする!笑
気がつくと先頭集団は自分を含めて6、7人にしぼれてた。勿論、島君もいる。
勾配が緩いところから、グイッと上がる場面で、2人抜けていく!!
これは多分マズイ。直感で分かる。
特に先頭で抜け出した方はスピード感が違うので、無理はしない。
2人目はみんなで回せば追いつけそうなので
「ローテして追いつきましょう!!」
と声かけるも、すぐ後ろの人だけ返事が。
あれ?思ってたより皆、満身創痍か??
意識してた島君も呼吸が苦しそう。
俺は少し余裕があったので先頭を引く!
その後も全くローテが回らず、1人減り2人減り…
気がつくと島君も距離が離れる。
2人逃げ、後を追うのが俺とスズコウ君。
スズコウ君も序盤かっ飛ばしてたせいか、かなりキツそう。
そのスズコウ君はめちゃくちゃ好青年で、あまり前に出れない事をレース中に謝ってきた。
レース中なやり取り↓
ス「ここまでずっと引っ張って貰って、これで最後だけゴール狙うのは都合が良過ぎる。あなたの記憶に悪い記憶しか残らないのが嫌だ」とキツイ中でも前に出てきてくれた。ナイスガイだ!
コース自体は21kmあるが、ちゃんとした登りは17kmくらいまで。
登り終える前に俺も気分が良かったので
「これはレースだから、長く引いてたとか気にしないでくれ。どっちが勝っても恨みっこなしだぜ!」
と言っても、スズコウ君とグータッチする!!
(↑イメージ図)
長い登りを終える。
残りは2〜3kmくらい下り、ラスト600mくらい登り返す。
下り区間が終える手前でスズコウ君がカッ飛んでく!!
俺としてはやり切ったし、天気も気分も良いので見送る。登り返しだけは全力で踏む!!!
スプリントと言うようなパワーは出ずも、途中ネットタイムの恐怖を思い出し頑張る。
タイムは押し忘れたけど、手元で1時間8分くらい??
イマイチ早いか遅いかも分からん。笑
とりあえずゴールはグループ4番目か??
暫くして、COWの良太さんから
「いうら君速報4位だよ」と教えて貰った!
下山待機中に色んな方とお会いできたのも嬉しかった!!
やっぱ自転車レース出ると繋がりが広がるから、それもまた楽しい(*´-`)
この大会唯一の不満⁉︎点だったのは、下山時はめちゃくちゃ路面が悪いので、体以上に精神的に疲れた。笑
実際、下りで落車した方もいたので…
【結果】
年代別4位
1時間7分51秒
NP 268w (だった気が)??
PWR 4.6倍??
(島君6位、戸丸君7位とやはり2人とも強い!)
帰りの昼飯もまた蕎麦と天丼でライスオン!!笑
妻と松本城観光!!
表彰式は無かったけど、表彰台にて記念撮影!
弟に報告したところ…
「4位でピースすな!」とお叱り…
(※ネギってのは、俺がガンツのネギ星人に似てる事を揶揄して)
はい、ピースは優勝してから
…ですね!!
さて、次戦はメインレースの乗鞍
去年は過去イチ仕上げたのにレースはボロボロだったので、また年別でリベンジ!
“チャリダーメンバーにもまた勝つ!!!”
次こそ文句言われないよう“ちゃんと”ピースするのは俺だ!!!笑
では、また道の上で。
2023 ハルヒル 初のエキスパ雑戦記
本当の意味でハルヒルが帰ってきた!!
“本当の意味とは?”
参加人数も去年の約2000人からの3400人(全盛期は8000人だが)や、下山後のなめこ汁の復活!!
※強いて言えば、前日の榛名湖TTは無いが。笑
久々賑やかなハルヒルが帰ってきたのだ。
肝心の自分はと言うと、
4月の日光白根で優勝するも、5月もPWR4.2倍程度と停滞。
ハルヒル試走(2回)も49分、45分(超追い風)
赤城試走(2回)は79分、73分
この結果を見て何を感じたかって…
エキスパ申し込まなきゃ良かった。笑
今までのSST以下がFTPと、こんな状態でどうすりゃあいいんだ…
よし、もう今年は諦めよう。笑
大会行けば知り合いにも会えるし、半ば同窓会気分で参加する事に…
「ハルヒルは毎年やってくるしな!」
と思う自分がいる反面、
今の状態で最大限頑張らないと、(来年こそ)本当に頑張らなくなる!
と思う自分もいる。
俺が選ぶのは勿論“後者”だ。
ヒルクライムなんて、“本来自分の限界と向き合う”競技なんだ!
どのレース、練習中であってもゴール直前は毎回「この数分頑張れない奴は他の事も頑張れない」と自然と思う。
一応、今年の状態↓
来年56〜57kgでシーズン中は挑む訳だが、減量もしていないので、いつもより重い!笑
機材は“いつもの”
v2-rにロバールCLX32で約7kg
タイヤはミシュランパワーTT
去年のハルヒルエキスパの動画見てると、スタートから千切りあいで中切れおきまくりって事だったのでスタート前からビクビク…笑
エキスパはグラスタイムなので、とりあえず1番前に並んでタイムギャップを少なくする作戦!
すぐ千切れるなら、目立ってナンボだし(°▽°)
↑スタート前、呑気にお水飲む俺(ラジオ高崎YouTubeより)
あと、密かな目標としては第二ウェーブの先頭に追いつかれない様にする事も。
とりあえず、定刻通り7時にスタート!
スタートしてからは予想と反して、比較的マイルドに進行。練習不足の俺でもついて行ける範囲だ!
と思ってたのも束の間、エキスパ上位勢が後ろからすっ飛んでくる。
榛名荘病院を過ぎて3kmくらいの場所では、色んな人に抜かれギリギリ集団の最後尾に張り付く…
去年の乗鞍や赤城くらいの仕上がりであれば、そんなキツく無いSSTくらいの強度だが今の俺には殺人的(´-`).。oO
比較的緩斜面なので、ドラフティングで疲労感なく進行したいけど、カツカツの状態だった。
4.5km程で大きく右カーブの時には集団からもグッバイ👍
同じ様に落ちてきた方が3〜4人。
お互いキツイと分かっているのでほんと申し訳ないけど、ツキイチさせて貰う…無念。
サイコンを見ると初心者ゴール14分半(4.6倍)
普通に行けば41〜2分ペース。
だが前半で消耗し切ってるので、その先イーブンペースで行ける確証も無い…
その後は展開という展開も無く、誰かのSiriに張り付きは乗り換え榛名神社まで到着。
トータル29分半(4.47倍)
初心者→榛名神社(4.3倍)
さて、残りはもう泣いても笑っても3km。
逆にどう足掻いても12分以上かかると思うので、このまま行けば予想通りの42分前後。
この時のモチベーションとしては、タイムもあったけど前にいる人を1人でも抜いていく!!
サイコンのタイムもパワーも見てる余裕が無い…
ハルヒルのコースは分かっているので、ショートカット出来るところはして、イン側の勾配がキツイところは避けていく。
激坂区間の方が個人的に得意なので、今の自分としては感覚的にパワーが出ている
…様な気がした!笑
(後にストラバを確認すると、神社からゴールまで4.5倍くらいだったけど。笑)
なんとか垂れず、最後まで登り切れた!!
無事ゴールできた事に一安心…
タイムは手元で43分は切ってギリ42分くらいか??
1ヶ月前49分だった事や、今の自分としては上出来!!
さっきまで気にならなかったが、榛名湖の方に降る時は霧が凄かった。笑
元々前日までスタート時刻が雨予報だったから、それを考えると良くもってくれた!!
(下山待機中、土砂降りで死人が出そうな寒さでしたが)
ハルヒルはゼッケンに1000円分の金券が付いているので、カレー、メンチカツ、コーヒーを購入。
スタートが早いのでその分、待機時間はやや長いが雑談しながら待機。
有難い事に、テントやカイロまで準備してくれてるんだから、ハルヒルは何回参加してもホスピタリティの良さに感動する(´ー`)
さて、あっという間に終わってしまったハルヒル。
タイムとしては、42分46秒。
順位は、エキスパ29位。
267w PWR4.5倍
何回も言うが、直前まで4.2倍しか出なかった事を考えると良くやった方だと思う!
2019年は42分半
去年41分41秒
タイムだけ見ると、うーん。
昔のライバル達はタイムを縮め、エキスパでも結果を残す人達も出てきている。
焦る気持ちが無い訳では無いが、あくまで趣味!
自分自身環境が変わって、ようやく慣れて来た所でもある。
自分自身は2017年から自転車を始めて、フェードアウトして行った人を何人も見ている。
勿論、環境の変化などもあって、継続が難しくなる事、燃え尽き症候群になる人、事情は様々だと思うけど。
楽しんで続けた者勝ちだと言い聞かせる(スタート前になべ君や中森さんとも同じ話をしてた)
だからと言って、
このままだと悔しい!!
他の人の結果やツイート、YouTubeを見ていると「もう一度真剣に練習して、速くなりたい」
(毎年冬にしっかり弱くなるのを防げば良い気もするが…)
速くなりたいのもあるけど、もっとみんなと走れたら絶対楽しいじゃん!!笑笑
次戦は6月の美ヶ原!!
メインターゲットは去年苦渋を味わった乗鞍。
そして、コースの変わるホーム赤城🔥
少しずつ上げて行くぞ〜!!
では、また道の上で…
2023 日光白根ヒルクライム 20代優勝!!
さて、今シーズン初のレースは「日光白根ヒルクライム」です!!
※正確に言うと前橋シクロのフリーレースに出て、最下位だった…笑
勝ってこんな事言うのも性格悪いかもしれないけど、イマイチやる気も起きずに練習量もシーズンイン出来るような状態ではなかった。
と言うのも私生活の変化も去年から大きく、前みたいに「自転車が俺の全て」みたいな考え方が無くなったのが実の所大きい。
あとアパート暮らしなので、ローラーやる時間も多少気にしないとだし。
そう考えると、家庭を持って結果を残している人達は本当に凄いし尊敬する!!
余談はここまでとしてレースの話に…
一応レースに出ると言う事で、直前に久々20分走でFTPを測定。
そう言えば昨日20分走ローラーでやってPWR4.3倍という悲惨な結果でして…
— うらー@裏山のナナフシ (@ika_nobori) 2023年4月13日
日光白根はともかく、ハルヒルエキスパに申し込んだ事を絶賛後悔中😇😇😇
20分271w(60kg)PWR4.3倍
↑えっ、思ってたよりヤバいじゃん!!!笑
それも当たり前の話で、
練習といえば通勤で週1〜2回往復30km乗るか、ローラー30分(L4を10分か30+30インターバル10本)、気が向いたら5kmラン。日曜に赤城方面(料金所くらいまで)に行く程度。週トータル4時間くらいか??
ツイートした様に5月のハルヒルはエキスパ申し込んでしまった事を後悔中。笑笑
逆に今の能力はこんなもんだし、楽しんで参加しようと割り切る(°▽°)
【レース準備】
前日夜ごはん
妻と一緒に登利平でカーボローディング!
「蕎麦と鳥飯セット」
験担ぎで「強さ引き出す」R1も飲んどく。笑
おつうじも良くして軽量化…
体重は前日で59.5kg
機材も練習用のキシリウムエリートからロバールに!!
ただこのロバール君、回すと金属音が鳴っているのでOHがそろそろ必要そう…
【レース編】
この日光白根ヒルクライムは15秒毎に4人いっせいにスタートする方式。
コースは11kmで平均勾配自体は4%と書いてあるが、登りは平均4〜7%くらいで、途中ダウンヒルもある複合的なコース。
20代で知ってる人は今やチャリダーでお馴染み戸丸君くらい。その戸丸くん達の15秒後に俺はスタート。
スタート前「秘密兵器として引いてくれよ!」と言われたので、頑張って追いつこうと心に決めた。笑
レース直前まで雨が降ってたので、イナーメオイル、ベロトーゼ着用。下山荷物はカッパと冬装備も入れておく。
去年のレースは赤城以外雨だったので、雨対策は慣れた⁉︎笑
さて。レーススタート!!
自分はラストから2番目の出走。
最終出走者は前回チャンプらしい。
一緒にスタートした人がどのくらいの力量か分からないけど、L5で20秒くらい走ると特に付いてくる人はいない…
「平均4%のコースだし、協調したかった(楽したかった)けど仕方ない!」とこの時点で“ほぼ”単独走を決意(´-`).。oO
ちなみに割とすぐ、前回チャンプが追い付いて来たので声を掛けケツに少しだけぶら下がってたけど、ペースがキツかったので離脱…笑
5km程距離を消費すると、戸丸君の背中をしっかり捉えられる距離に。
けど、下りセクションで離されるではないか!!
やはりママチャリ⁉︎の重量とバイクコントロールの差が大きい。
戸丸君は前橋シクロの時もママチャリで参加して、テクニカルなコースを普通に走ってた…笑
ずっとそんな調子で登り区間で差が縮まっては、下りで離されてを繰り返す。
7〜9km過ぎで、また長いダウンヒル。
後方からの出走なので、下りも前が詰まっていたので上手く避けながら。
勝負は登り返して残り1.5km!!
少しずつ戸丸君ともう1人チャリダーメンバーを捕える!!!
分がある登りだ、突破するっきゃないっショ!!!
残り1kmで追いついたので、
「遅くなってごめん」と戸丸君に声をかけた。
(↑多分こんな感じ。笑)
さて15秒のマージンは潰したが、また引き離されては意味がない。
てか、他にグングン抜け出してる人もいるかも知れないし。
残りカスを振り絞る!!
チャリダーの撮影カメラが俺の前を走る(゚∀゚)
ラスト誰かがついて来てるのは分かったけど、みてる余裕なんて無い…
カメラが付いてるって事は、戸丸君か新メンバーか、どっちもか⁉︎
「ゴールテープが見えた!」と思っていたら、後ろからスプリントしてくる人が2人…⁉︎
1人はチャリダーの新メンバー、もうは1人はよく分からんオジサン(失礼)
ほんの少し後に戸丸君もゴール!
走り終わって、タイムも自分のが速いか遅いかよく分からん。
けど、久々のレースが楽しかったのと、久々全力を出せた事で満足!!
ゴール地点ではチャリダー新メンバー(シマ君)が「レース初めてでめちゃくちゃ辛かったけど、楽しかった」って、ぜーぜーしながら言ってた。
いや、俺も同感だ。笑
下山後はカレーが振る舞われ、ミニマムさん達と談笑しながら結果を待つ。
結果はタイトル通り、まさかの優勝!!笑笑
【28分40秒、総合9位】
237w PWR4倍
タイムやパワーはとても胸を張れる物ではないが、結果は結果と割り切る!!笑
2019年の枝折峠以来の優勝。
間違い無く、結果もそうだが楽しめたのは完全にライバル達のおかげだ!!
表彰式では各年代優勝者が一言コメントがあったので、上記の様な事を話して、戸丸君とシマ君と握手して解散👍
今回は優勝賞品が沢山!!!
何よりチャリダーのカメラにも結構映ったはずだし、放送を楽しみに…笑笑
さて、次はハルヒル。
しかもエキスパに申し込んでしまったので、今回の様な事は絶対無い。
“本当の実力”が試される…
ちなみに、これ投稿をする4月21日に赤城をフルコース登ってきた。
タイムは信号込みで1時間18分…
えっ、流石にやばく無いか。遅すぎる。
付け焼き刃かも知れないけど、あと1ヶ月もう少し真面目に練習します。笑
では、また道の上で〜