2023 乗鞍ヒルクライム【長かった、たった3km】
まず今年の乗鞍は膝痛との戦いだった。
前回のブログで記載した通り、左膝を8月上旬に痛めた。
その後、丸々1ヶ月痛みがいったり来たり…
むしろ、悪化の一途を辿る。
そうなると、必然的に“自転車に乗る”練習も出来ない。
代わりに水泳で代用するも、これまた痛みが出る。
その代わりにビリー隊長のYouTubeやFIT系の筋トレを行う。
これまた膝に水が溜まる…
完全に八方塞がり。笑
素直に早い段階から数日フルレストを取っていれば問題なかった話なのだ。
実走は前回の乗鞍試走から20日封印☁️
水泳での有酸素運動も10日封印☁️
やっとローラーに跨って20分乗れたのは、大会前の3日前だった。
もちろん、その後大会までまたフルレスト。
ここまでウダウダ書いていて自分でも嫌になってきた…笑笑
とりあえず、痛くて全く乗れませんでした!!
悔しくて夜も泣いていました(ガチで)
ってだけの話です。笑笑
さて、そんな2023年の乗鞍。
レースは如何に…!?
…
…
…
結果、
スタートから3kmでパンクして、DNFでした🙃🙃🙃
丁度後ろを走っていた戸丸君が
「パンク!!!」
って叫んで、誰の事だろう??って思ってたら、俺の右足の方から「プシュー」っと。
あっ、俺かぁ!?
その場では意外と冷静に
「まあ、“そう言う”事だよな〜」と悟った。
そもそも前日からシートポストがなぜか下がる現象があったり、メカトラはスタート前からあったりと、もうこれは山の神様が
「身体も機材もそんな中途半端な状態で来るな、また来年出直して来い」
って言っている様にしか思えませんね…笑
パンクしてから、少し下った所にいた1番近くの運営の人に事情を説明。
その場だと携帯の電波が繋がらず、更に下る。
『44番カーブ』に別の運営の人に再度事情を説明してたら、本部に問い合わせてくれた。
全出走者が通り過ぎるまでその場でステイする事を伝えられる。
以下の流れはこんな感じ↓
とりあえず、44カーブの運営バイトちゃんに携帯を借りて、駐車場で待つ妻に事情を説明。
とりあえず、44番カーブで運営ちゃんと一緒に通り過ぎる選手を応援する事にした!!
今大会俺が全参加者で1番初めにDNFとなった。
その分、1番他の選手を応援した自負がある!!
勿論、悔しかったが“今”出来る最大の事はそれしか無いと思った。
応援していると沢山の方に「ありがとう」って言って貰ったり、逆に知り合いの方が俺に気付くと「どうしたの??」ってレース中で辛いはずなのに声を掛けて下さる方も…
そして、チャリダースタッフも止まっている俺に気付き「井浦さんどうしたんですか!?」って声を掛けて下さり、パンクした事を取材⁉︎してくれた!笑笑
自分で言うのも何だが、日光白根、美ヶ原、乗鞍とチャリダー坂バカ部のライバルポジションを確立していたので、俺自身も最後まで走り切りたかったのも事実。
まあ、自転車に乗っている限り、番組関係なく自転車で繋がっていくだろう!!
嬉しかったのは、下山後に他のチャリダースタッフの方から「今年一年ありがとうございました」ってお礼を言って貰った事だ。
むしろ、取り上げて頂いてこちらこそ感謝しなければならないのに…笑
そんなこんなで、呆気なく終わった今年の乗鞍。
去年は実力は高めたが、本番で発揮出来ず留年。
今年は、初めから終わりまである意味綺麗に上手く行かず留年。
そんな中でも、戸丸君はママチャリ⁉︎で年別5位入賞の快挙!!
ミニマムさんは有言実行の30代優勝!!
正直、帰りの車でも悔しくて泣いたし、もう乗るのも山も嫌になった。
だが、コレで終わる訳には行かない!!
来年こそはもっと鍛えて乗鞍に挑む。
そして、レース結果にもこだわるが自分自身に勝つ!!
「俺達は人生の負さえ推進力に変える。それが一流選手だ」
漫画『かもめチャンス』より
直近では赤城もあるが、まずは膝とマシンをしっかり治す事が優先だ…
せめて、今年のラストレースくらい本調子で臨まなくても“一生懸命頑張りたい”
では、また道の上で!!