てくてくライマー

ヒルクライマーに憧れるが…

2021 富士ヒル『友情パワーで初ゴールド』の巻

※今回はフワフワした感じですが、ゴールドを目指していた一人一人に物語があるので、そのうちの一つくらいにご覧下さい!

 

今年はちゃんとやってきましたね!

富士ヒルが!!

1週間前から急にやる気が出てきて、正直準備って程の事も特にせず…

 

tekuteclimber.hatenablog.com

ご存知の方も多いと思うし今更説明する必要性も無いけど、ゴールタイムによって色分けされたリングが与えられる。

“90分切りはブロンズ 75分切りはシルバー

65分切りはゴールド 60分切りはプラチナ”

と言う感じで、ゴールドは上位1%(今年は2%くらいらしい⁉︎)、プラチナは1%以下となり、ゴールドを取る事がヒルクライマーのステータスの一つとなるのだ!!

ちなみに2年前出場した時は、調子も悪くなかったしゴールド取れると思ってたのに68分と大惨敗。

tekuteclimber.hatenablog.com

 

この時は不完全燃焼で、

今回の目標は走り終わった後に満足出来る!

(その結果、自己ベストが出れば良いな〜くらいでした)

f:id:tekuteclimber:20210606194205j:image

【今回の装備紹介!】(いつも一緒だけどw)

バイク:コルナゴv2-r

ホイール:roval clx32

タイヤ: P ZERO VELO TT 25c(クリチャー)

スプロケ:12-29

重量:7kg

 

【前日の夕食】

鍋焼きうどんセット!!

f:id:tekuteclimber:20210606195305j:image

“やぶ”ってお店でどのメニューもボリューム多め!カーボローディングもしっかり!!

f:id:tekuteclimber:20210606195309j:image

17時に宿にチェックインして、富士山撮影会!笑

富士山って無駄に撮りすぎるよね😁

f:id:tekuteclimber:20210606195544j:image
f:id:tekuteclimber:20210606195547j:image

宿では試走もして無いので、YouTubeで64分くらいの人の動画を見る!(1.5倍速でw)

あとは9時半ごろ就寝、3時起床。朝飯は半額の肉弁当とランチパック。炭水化物多めにカロリー的には1000ちょっとかな?(1時間くらいのレースはこのくらいが良さそう)

 

会場には4時半ごろ着いて、駐車場から会場まで2kmくらいゆるゆる走り、刺激入れで10秒くらいスプリントしたつもりが5倍も出ないw

まあ、マスク&酸素薄いからそんなもんかと気にせず。

f:id:tekuteclimber:20210606204215j:image

6時45分スタートなので、それまでは知り合いの方と雑談しながら情報収集…

そこで「アフロさんって人がゴールドトレインをつくって50分頃に出る」「Yuさんがスタート20分鬼引きする」って情報を捕捉。

 

アフロさんって人は知らないけど、YuさんはTwitterでやり取りしたやり事もあるし赤城の実績もある有力者。

そんな情報が出回ってて、ゴールド狙いの大概の人はスタート時間丁度に出ず、大きな集団を作って省エネ作戦を取る様だ!

f:id:tekuteclimber:20210606220301j:image

(↑多分、みんな弱ペダの街宮みたいな。笑)

で、俺は「まあゴールドは無理だろうしテキトーに来たトレインに乗ろう」と45分ジャストにスタート!笑

 

【レース編】

計測の始まるパレード区間まではノンビリ行くと、前の方に去年の新潟ヒルクライムでボコられたフォーカスおじさんと、最強ヒルクライマーさんを見かけた(他に知ってる速い人いなかった)

 

最強ヒルクライマーさんはクレバーな走りをするのでトレインの見極めとかはピカイチ(と勝手に思ってる)

ピッタリ後ろ付けていると急にペースを落とすので

俺「何か待ってるんですか?」と質問する。

最『良い波を待ってるんだわ

ってやり取りをしてると、後ろからもの凄い勢いのビッグウェーブ来た!!!

これが噂の“アフロ田中トレイン”(←勝手に命名)だな、予告通りその先頭にはYuさんらしき人が前を引いてるのが見えた🙄

ざっと見た感じ30〜40人くらいの大集団のヒラヒラと3/4両目くらいの位置につけるも、人数が多すぎて中切れもあり走行ライン確保が難しい!!

 

序盤5kmくらいは勾配がキツいので頑張りすぎたく無いのに、無駄にインターバルが掛かって足がキツい😇

誰がどのくらいの脚力かまるで分からないから、指標になる人を早めに見つけたいな〜って思ってたら、後ろから“某ギロッポン有名チーム”ジャージを着た人が上がってきた!

ギロッポンジャージで遅いって事ないだろ」と思いくっついていたら、無事集団中段に戻れた…

スタートから5kmくらいかな?

男引きの役目を終えたYuさんを見つけたので話しかける。

俺「引いてくれてありがとうございます」

ポケモン強いっすね」「色々文献みてて凄い!」「答えはyesですか?」とか無駄に話しかける。

レース中アドレナリン出まくって、お喋りになるの俺だけ?笑

f:id:tekuteclimber:20210606221038j:image(今日は弱ペダネタ豊富)

数km一緒に走ってる中で、

多分お互い1番印象に残ってるやり取りで、

俺「お喋りしてると走るの楽になるとかエビデンスないっすかね?」

Yu「ない!!!」(即答)

 

前半はこんな話をしてたお陰もあり、かなりリラックスして走れたと思う🥺

徐々に力尽きていくYuさんに感謝しながら、ぬるぬると集団の中に入っていくのであった…

参考までに

f:id:tekuteclimber:20210606222722p:imagef:id:tekuteclimber:20210606222727p:image

1合目までに15分くらいがゴールドの一つ目安になる様でギリギリ!笑

10km地点までこれが速いのか遅いのかは知らん!笑

しばらくは集団の中で温存しながら、集団の先頭が加速→中切れが起きそうなとこだけ注意して、少しずつ位置を上げる。集団も最初に比べて小さくなってる。

(何km地点か忘れたが)先頭がローテしてなくて固定されてる。ペースが明らかに上がってない。

 

しかも、緩斜面で軽量級クライマーのミニマムさん(今年はハルヒル単独41分連発で絶好調)が引いてる!!(しかもフロントシングル!

冷静な俺『いや、ここは集団に残って我慢だ』

リアルな俺『うおぉ!すみません、少し前引かせて下さい!!』

↑“あぁ、何してんの俺ぇえええ”

完全に気持ちがかかり気味の俺と、冷静さを取り戻し後悔しながらも楽しい“レースというリアル”…

f:id:tekuteclimber:20210606230253p:image

元々前の方引いてた人に「どこまで回せる?」みたいな事聞かれて、「友情パワーで乗り切ります!」とキン肉マンばりの返答!

途中、ミニマムさんに対しても

「やっぱ自転車って楽しいですね!」お喋りクソ野郎発動!笑

楽しいだけでペースが全く分かってない俺に、「4合目50分切ってればゴールド圏内だよ」って優しいミニマムさんが教えてくれた!

手元のタイム見ると47〜8分!?あれかなり速いか?と思って余計に気持ちが掛かりまた前を引く。

“後から気づいたが4合目大沢駐車場(17.5km)は少し先で、通過は49分ちょいだった”

 

(´-`).。oO(あと15分くらいか。でも序盤温存してたから足も心臓も余裕あるしイケるっしょ!!)

何より、実績と信頼のあるミニマムさんが近くにいるのが心強い!!

 

「残りは気合か…」

ここに来てお喋りな俺が独り言をポツリ。

(↑1人でドラマモード。笑)

 

とは言え、山岳スプリットラインが地味にキツい。しかも向かい風が強い。いつもなら大した坂じゃないのに…

 

一緒にローテしてた人が

「この後はこの向かい風が神風(追い風)に変わる!頑張ろう!!」と鼓舞!

みんなでローテして行く!!

 

うーーん、やっぱキツい!!!笑笑

俺も先頭で回せる時間が短くなって、早めにローテを変わってもらう。申し訳ない!!

けど、ここまで来てゴールド取れなかったら序盤流れを作ってくれたYuさんや一緒にローテ回してくれた人に顔向けできない。

f:id:tekuteclimber:20210606235113p:image

1番は2年前の俺と同じ中途半端な結果になるのは嫌だ!!!

平坦区間スピードが乗る。

前の集団で落車が発生!?

「落車あー!!」俺も出せるだけの声を張り上げる。

 

スピードの出やすいトンネルを抜けて手前、手元を見ると“1時間3分”

ここで肝心な事に気づく。

ゴールがどこだかわからねぇ!!!

一緒に走ってた人に「ゴールどこすか?」って聞く始末…笑

タイムがどこまであってるか分からないけど、自分が回せる範囲で全力で回し切る!!(ミニマムさんはラスト2kmくらいからゴールド確定で流してたらしいけど笑)

f:id:tekuteclimber:20210607085621p:image(ラストは286w 4.7倍と激ショボスプリント笑)

 

ミニマムさんと一緒に並んでゴール!!!

f:id:tekuteclimber:20210607084158j:image

(↑脳内ではこんなイメージw)

お互いに巨人の原監督ばりのグータッチ!笑

そして「うぉおお!!!やったー!!!気持ちいい!!!!」

久々に感情爆発🤯🤯🤯

これだから自転車もレースも辞められないよな!

 

ゴール後は一緒にトレイン組んでた人と健闘しあう至福の時間。俺が2年前に憧れてた景色だ!

他の大会以上に目的意識が明確で協力&協調しやすいから、走り終わった後清々しい⭐︎

富士ヒルって“コレ”が醍醐味なんだろうな、さすが富士山△だぜ!(語彙力)

 

山頂では他の方の結果を聞いたり、あのフォーカスおじさんにもご挨拶出来たり!笑

あと、最強ヒルクライマーさんから一足早く『最強ゴールドシール』を頂いた!

最強のファンである俺からすると、ゴールドリングより嬉しい(*゚▽゚*)

f:id:tekuteclimber:20210607090249j:image

(そして、速攻で貼り付ける。笑)

 

【総括】

赤城の時は練習も積んでやれる事は全てやって出し切った。練習も減量も機材も全て。

今回は仕上がり最悪で無理だと思ってたけど、人との繋がりで最後まで諦めなかったのが大きかったかな!

久々のレースって事もあったけど、過去1番楽しいレースだった(*゚∀゚*)

 

【富士ヒル攻略について感じた事】

  1. とにかく集団を使うべし(※雨の際はサングラス必須。顔面に泥水バシャバシャになってドラフティング出来ないから)
  2. 序盤5kmは飛ばさず、エアロフォーム意識
  3. 中切れを起こしそうなら、多少足を使ってでも集団に復帰するべし(単独よりマシ)なので、週1でも短時間インターバル練習を!
  4. 前を見てカラーコーンに注意して安全走行
  5. 集団を使えば4.2〜4.5倍あればゴールド圏内(年代別に限りの話)
  6. 雨降りも考慮して、下山荷物はカッパや防寒着多めに!

※数年前までゴールド獲得ラインとして、“PWR5倍必要”って言われていたけど、機材の変化や相対的なレベルの向上、今回顕著に出たSNSの活用(練習方法や仲間作り、大会時の準備等)環境の変化が多いと思います!

最後にまたも大好きな弱ペダネタで締め括り。

『富士ヒルには相反する魔物がいる』

f:id:tekuteclimber:20210607141614j:image

『大空に舞う鳥を石ころに変えてしまう魔物と』

f:id:tekuteclimber:20210607141659j:image

『ただの石ころを鳥に変えてしまう魔物』

f:id:tekuteclimber:20210607141736j:image

『富士ヒルは特別なレースだ。普段通りの動きなんてここじゃできない』

f:id:tekuteclimber:20210607141813j:image

『もし2つ目の魔物を味方に出来たら恐れるものは何もない。あの4388番、もしかしてあいつ…』

f:id:tekuteclimber:20210607141907j:imageby山形最上

 

【レース結果】

f:id:tekuteclimber:20210607142113j:image
1時間4分2秒(年代別15位)

体重60kg 256w(PWR4.26倍)

ゴールド達成!

 

【今後の話】

自転車を初めて4年半。

目標の一つとしていた“富士ヒルゴールド”は今回達成!2年前には“赤城での入賞”も達成!

あとは“乗鞍で表彰台”のみとなった(なお、今年はエントリーせず)

 

今回は人に恵まれ運も味方してゴールド取れたけど、練習不足は否めない。ここで満足せずに結果に対して因数分解をして、(来年出るなら)満足した体の状態で挑みたい欲もある。

 

今年はもう自転車“は”レース出ないかもしれません。趣味として楽しく自転車には乗ってると思いますので、皆様また遊んでください!😌

またコロナ禍で無事大会を終えられた事も、運営やボランティアさんに感謝ですね!!

俺、富士ヒル出るってよ!

ご無沙汰しております。

タイトル通り、富士ヒル出場します!(突然&今更)

 

あっ、ちょっとやる気になるのが遅過ぎた。

f:id:tekuteclimber:20210531220703j:image

正確言うと5月上旬にピークが来て、結構調子は良かったのです。

実際、自転車始めた当初の4年前から地元のホームコースである“陣見山”で、念願のストラバのランクイン出来るくらい!(しかも苦手な緩斜面)

f:id:tekuteclimber:20210531215906p:image

なのに今凄く弱いです☀️

言い訳①富士ヒルは完全に中止だと思い込んでた

言い訳②ハルヒDNSでモチベ急降下

言い訳③仕事も趣味も勉強も超無気力状態

 

まあ深キョン適応障害で活動休止、中日の門倉コーチも謎の失踪。

f:id:tekuteclimber:20210531220525j:image

(まあ俺がやる気出なくても仕方ないよね)

 

なのに、『富士ヒル。お前やるのかよ!!!』

6月6日開催なのに、

やる気が返ってきたのが前日5月29日。

とりあえず峠走ってみた。

①5月29日 二度上峠

→約9km 29分くらい PWR4.4倍

②5月30日 定峰峠

→約5km 13分くらい PWR4.7倍

 

【2年前の全盛期】

赤城→約20km 1時間くらい PWR5倍

【少し前の5月前半ピーク】

陣見山→約6km 16分くらい PWR5.2倍

 

“うん、弱い!!!!”

思ってたより落ちてるwww

 

冷静に、客観的にみて富士ヒルゴールド(1時間5分切り)なんて無理か…

 

いや、4.5倍くらいあれば取れるって説もあるし!(←今30分4.4倍の人)

『まあ本番補正でそのくらいになるか( ´_ゝ`)』

何より、2年前初めて富士ヒル出た時と違って、レースの経験値が俺にはある!!(←コロナでレースブランク有りまくり!)

 

あとは準備するのみ!

まずYouTubeでコース下見して…

るるぶで山梨を下見して…

旅館は2日前にとったし…

f:id:tekuteclimber:20210531222752j:image

あとは本番を楽しむだけだぜ!!

(´-`).。oO(あとはゆるキャン△聖地巡礼して、お土産はフジヤマビールと身延まんじゅうで決まりだ)

 

 

まあゴールド云々関係なく、感染予防しながら楽しみたいと思います♪

 

 

 

集大成!2020 熊谷ベジタブルマラソン

コロナに振り回された2020年も残るところ2日。

中止だらけの今年出た大会は、8月の熊谷夏マラソンと9月の新潟ヒルクライムのみ(あぶくま洞ヒルクライムDNS

今年最後の締めは“熊谷ベジタブルマラソン

去年に引き続き、帰省した弟との対決!

f:id:tekuteclimber:20201230170522j:image

去年から始めたランも丸1年経ち、走り方も身に付いてきたのでタイムもそこそこ狙える…と思っていた。

夜ランニング中、全く何も無いところで転び左足首を捻挫。

RICE処置『Rest(安静)・Icing(冷却)・ Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字』に沿って回復を待つも、イマイチ治りが悪い!笑

3週間経ち、前日も腫れが引かず…

 

正直、DNSも考えたけど

「弟走ってるの見てるだけもつまらないな〜」

って具合で、走りきれなくても良い気持ちで強行出場!!

左足首はねじれ(内反)で激痛が走るので、走る前にテーピングで背屈固定。

スラダンのゴリになった気分(と言っても自分で処置)

f:id:tekuteclimber:20201230165429j:image

 

『今日は自分の限界との闘いだ…』

タイムは求めず、5kmでも10kmでも行けるとこまで。とレーススタート!!

 

8月に出た夏マラソンの時はコロナ対策もあり“ショットガン方式”と言って、2秒おきに1人ずつ順にスタートする方式だったが、今回は(何故か)みんな一斉にスタート。

スタート前は「密にならないで下さい」とアナウンスされてたけど、コロナ対策どこ行った…笑

 

さて、今回の作戦はこうだ⭐︎

作戦① 序盤は左足温存。接地は右足で受ける!

作戦② 左足は棒のように使い、臀筋にも頼る

作戦③ ペースの合う人と走る(これは基本)

 

作戦①に忠実に走り出すと意外と痛みない!!

ジョグペース(2時間目標)なら行けると思った矢先の2km過ぎ…

イタミ君「コンニチワ

予想通り?の痛み登場。

逆に言えば、

このくらいの痛みなら5kmは行ける。痛みの出ないポイントを探りながら慎重に接地して走ることに。(今回のコースはちょっとした橋のアップダウンがあり、下りのダメージがデカい…)

淡々と走る事でまずは5km突破!

 

【5km 21〜22分程で通過】

左足を使わない走り方にも慣れてきて、

必殺技① “スプリットステップ”発動!!

f:id:tekuteclimber:20201230173333j:image

テニプリリョーマ君やハイキューの日向も使ってた“スプリットステップ”を応用。

f:id:tekuteclimber:20201230173349j:image

まあ右で強く地面を蹴り、スキップの様に振り出しを大きくするだけですね…笑

スプリットステップを駆使して巡行していると、オレンジ色のキャップとウェアでピアスのオジサン(通称:チャラオレンジ)がずっと周りをウロウロと。f:id:tekuteclimber:20201230174217j:image(イメージ図)

作戦③ ペースが合う人と走る。

自転車レースで言えば“協調”

最初はそう思っていたけど、戦闘民族の血が疼く…😇

俺「こんなチャラオレンジ普通だったらブチ抜けるのに」

僅かな力で簡単に相手のメンタルをへし折る方法は(元)ヒルクライマーの俺は知ってる。

ヒルクライムなら九十九折を利用して、相手の視界から消えて差をつける。マラソンの様に平地では難しいが一箇所ポイントがあるのだ!

競技場に入る所がわずかにコーナー&視覚になる…

「ここだぁあ!!」

作戦②をわずかに解放。左右の足を使いペースアップ、見事に突き放す。

「どんなもんだ…(ドヤ)」

 

チャラオレンジを置き去りにして、また左足を封印。

『アンテイジュンコウモード キリカエマス』

脳内ではこんなやりとりを1人でやりながら、ハーフのハーフを突破!

【10km 45分程で通過】

だが、しかしライバルを失ってからはペースの合う人が見つからず15〜6kmまで単独走。

孤独との戦い。確かこの辺でゲストランナーの川内優輝に周回遅れに合ったかなw 当たり前だけど速い!!

 

速い人は3〜4人で巡行してて「カッコいいな〜」と思ってた所、“全身青ウェアのオジサン”とヒョロッとした“細メガネ君”の2人がちょうど良いペースで走ってた。

そこから暫く、【青→細メ→細メ2(俺)】の順で並んで走る。

あおじさんと細メガネ君が給水に行ったポイントで細メガネ2号(俺)が前に出てペースアップ!!

作戦通り、オジサン千切れる…(さらば)

細メガネ君は…!?

『ここにいるよ』と言わんばかりに左後方にピッタリ着いてきてた。

 

-細メガネvs細メガネ-

お互いを明らかに意識して

「この細メガネ千切れろぉお!」

残り1kmまで抜きつ抜かれつのデットヒート。久々に肺がはち切れそう。でも絞り切る!

足??もう知らん…ぶっち切る!!!

 

〜ラスト500m〜

ゴールとなる競技場手前までピッタリだが、俺が先行してる。コーナーでのメンタル折り(本日2度目)発動!!

やや突き放し、競技場内に入る。

「俺は元ロングスプリンターだ、400mは専門分野だぜ!」

f:id:tekuteclimber:20201230191735p:image

細メガネ君を遥か彼方に葬り去りゴール!

【記録:1時間37分】

怪我をしてた割に1時間40分切れたのは予想外。嬉しい!!

 

〜有難う、細メガネ君。〜

「君との戦いが無ければここまで頑張れなかったよ…」と心の中で握手をして無事完走!!

f:id:tekuteclimber:20201230194338j:image

ちなみに、弟は社会人1年目でなかなか運動出来ず10分後に無事完走!!

f:id:tekuteclimber:20201230194328j:image(参加賞は野菜でしたw)

ラソンヒルクライムは速い遅い関係なく、1人1人ドラマがある。

やっぱり人と走る(戦う)のは面白いな〜と実感した( ˘ω˘ )

 

来年は多分何千人も集まるレースは(ボランティア問題も含め)開催が無理だと思うけど、小さな大会でも開催されたら何本か出ようかな!

(※まずは足を完治させて、ちゃんと動けるようにしないと)

 

コロナは簡単に終息しないだろうけど、予防や出来ることは続けながら過ごしましょう😌

みなさん良いお年を〜

2020新潟ヒルクライム

久々と言うか、今年初のヒルクライムレース『新潟ヒルクライム』に出場してきました!

f:id:tekuteclimber:20200906173430j:image

結果から言うと、結果は良くないですww

20代の部で4位と、ギリギリ入賞圏内の3位を逃しました( ´_ゝ`)

誰もが一番取りたくない順位ですね…

言い訳無しに“コレ”が今の実力なんだけどね!

 

やや低めのテンションで書き始めたけど、振り返りながら記録しておこう。そして、取り組む必要のある事を考えて行動する。

この悔しさが来年の活力になる事を祈って…

 

 

【レース準備】

今年初めて減量を敢行。

去年までのノウハウを活かして、1週間で1.5kgくらいの突貫工事の減量に成功!(なおパワーがガタ落ちした模様w)

 

Q.痩せる方法はどうするのですか?

A.知りたきゃ教えてやるよ。酒をやめて、食う量少なくして、朝練と夕練をするのだ!(トドメはウ○コするんだよ…💩)

 

宿に体重計無かったけど、前々日と前日測定して56kgジャスト(朝飯後)

f:id:tekuteclimber:20200906173836j:image

伝統芸能も完了!

戦闘服も今年初!

 

コースが完全に初見だったので、YouTubeでコース確認してから試走も。車でな!!

車で登った感じコースレイアウトは、序盤は緩めで2km過ぎに下りが5〜700mくらい現れて、そのあとは10%前後が5kmくらい…

試走した感想“思ってたより辛そう”

※しっかりフラグ立ててますね😇

勿論、回収しますよ〜!!

 

【レース編】

改めてコースは、いわむろや〜弥彦スカイラインを登り、弥彦山山頂を目指す7.6km。平均勾配5.5%(公式パンフレットより)

f:id:tekuteclimber:20200906181440j:image

コロナ対策として、30人ごとの小グループで2分おきにスタートする方式!開会式も無ければ閉会式も表彰式も無い。当たり前だけど走行中以外はマスク着用。

表彰式無いのはやっぱり寂しいなぁ(どっちにしろ今回はダメだったけどw)

 

スタート前には久々、ミニマムさんや最強ヒルクライマーさんとお会い出来て良かった!

ミニマムさんはとも話してたけど、大会久々過ぎてスタート前は少し緊張…笑

あとスタート直前までマスクして待機してるので暑い。しかも、数日前に燕三条市で季節外れの40度を記録しており、今日も35度前後の予報…新潟ラジオで言ってたけど、この時期平均は25度程で10度以上高いらしい(゚ω゚)

 

話は戻り俺とミニマムさんは第一スタート、第二スタートには強豪クライマー勢が固まったから追いつかれないか…

ビクビクしながらスタート!!

 

有力選手が第二に固まってる為、俺の予想通り⁉︎前を引くのはミニマムさん。俺も苦手はエアロフォームを意識してホンノリと前を引く。

もう1人、1.3kmくらいでFOCUSのおじさんが前にグイグイと!

f:id:tekuteclimber:20200906184040j:image

『見せてもらおうか、FOCUSおじさんの性能とやらを!』

と有力選手はミニマムさんしかいないと思っていたので、やや上から(完全に)目線で3人でプチローテを回す。

 

そして、下り坂に差し掛かる手前でダンシングで先頭に出る俺。正直、無理して前に出る場面では無い。

なぜ前に出たか?

下りが苦手だからだよぉお!!

ここの下りは片側通行。三蜜(集団)で下りは怖いと試走の段階で判断したのだ。

 

予定通り先頭で下り終えると、まさかの事態発生…先導バイクが想定より遅くどん詰まり!!

せっかくスピードが乗って登り返しが行けるタイミングで急ブレーキをかけて「おおぉぃい!!」と俺氏お怒り。

 

間髪入れず登り返しで、FOCUSおじさんがぶっ飛んで行く!

もちろんミニマムさんもぶっ飛んで行く!

俺は遅れる…!!笑

 

とりあえず後ろを見ると誰もいない。

単独サイクリングモードに。

「あ〜激坂辛い。足回らない」

これ以上の言葉はいらず、とりあえず辛い。

そう、ここでしっかりとフラグ回収!!!笑

実は序盤結構飛ばしていたらしく、下り入る前に5.6倍くらい踏んでた。

f:id:tekuteclimber:20200906190215p:image

真の強者であれば、この先も同じ強度で行けるのだろうが俺は弱者。尻すぼみにパワーが落ち、メルトダウン。ふくらはぎも痛い…

気がつけば後ろから1人に抜かれて、お尻をずっと見ているのがやっと。

ちなみに、同じ1.7kmでもスタート直後とラスト1.7kmのパワーを比較。

f:id:tekuteclimber:20200906190857p:image

『新潟ヒルクライムラストスパート』っていうセグメントなんだけど、全くスパート掛かってねぇwww

黄金のタレの辛口f:id:tekuteclimber:20200906191215j:imagef:id:tekuteclimber:20200906191215j:imagef:id:tekuteclimber:20200906191215j:image

三本並べておきますね。

タレにタレまくり、しまいには2分後に出た第二グループトップ選手にも抜かされる…

 

山頂でミニマムさんやFOCUSおじさんと少し話して、写真だけ撮りさっさと下山。

f:id:tekuteclimber:20200906191535j:image

(はぁ、景色は最高なんだけどなぁ…)

 

結果は全体がゴールしてからネットで速報貼り出し為、すぐに順位も分からないけどタイム的に入賞は厳しいと悟る。

【結果】

24分40秒 56kg NP274w(PWR4.8倍)

年代別4位、総合23位

 

去年なら年別3位相当(ここは対して変わらない)総合で見ると10位相当と、今年の全体のレベルの高さを物語っている…

 

こんなコロナじゃ無ければ観光してから帰るのだが、大会の特典の近場の温泉無料券を使いサクッと汗を流し帰宅(´ω`)

もう一つの特典として、お弁当引き換え券or金券が貰えるので、弁当を選択!!

10種類もあるので少々迷ったが、男の子はカレー1択でしょ🍛🍛🍛

 

まあ、そん感じで久々の大会は終えた訳です!

実は2週間後にある、“あぶくま洞ヒルクライム”へもエントリーしているのだがDNS濃厚。

 

理由は、

①モチベーション的に連戦がきつい

②金銭的&遠いから運転だるい

③自宅周辺でのコロナウイルスの流行により、拡大リスクがある(こっちから持っていく)

何より仕事への影響が心配。

 

①②は正直どうにでもなるw

③に関しては今日大会出てるし、キャンプへ出かけたりしてるので、超今更感強いけどリスク回避の為に。

まだ完全に決めてないから何とも言えないけど、今年はここまでかな〜

 

【今日のまとめ】

練習はしていたが、強度が足りない。

よく聞く話だが急な減量はパワーを落とす。

単純に力不足!!

 

“だけど、大会は楽しい!!!

ヒルクライムはきつい!!!”

 

コロナが収束して、早く本来の形で運営される事を願うばかりだ。

コロナ禍で大会運営の方々も神経使う事が多かったかと思うけど、素晴らしいホスピタリティには感謝しかなかったです(*_*)

去年の枝折峠といい、新潟の大会はアットホームでまた参加したくなるね!

 

 

今回は悔しさより、自分の不甲斐なさに苛立つ結果に終わったが、また鍛え直して出直してきますよ。それではまた…

2020 地獄の夏マラソン“くまがや夏マラソン”

コロナ禍によって尽く大会が中止に追いやられ、「今年はもう何もないか〜」と半ば諦めていた。

そんな中ふと見つけた

地獄の夏マラソン くまがや夏マラソン

「家から近いし大会無いとつまらんし出てみよ〜」的な、ゆる〜い動機でエントリー!!

コロナの影響もあり、今年はリモートレースでもエントリーも可能とかw

f:id:tekuteclimber:20200802163756j:image

あ、先に言っておくよ。

【夏のマラソンはやめとけ!!!】

公式も言ってるけど、甘い気持ちでの参加は危険で熱中症等のリスクもあるからね…

 

さて今回の目標は(も)ずっと言ってる、

90分切り!!

今まで3回ハーフマラソンに挑み、全敗…

 

ちなみに過去のリザルト見ると90分切りすれば、入賞も見えて来そう!!

可能性は充分ある。

何より自粛期間に(アホみたいに)走り回ってたから、練習の成果を発揮したい所…

 

今年は長梅雨で例年に比べれば気温は低め。

スタートの9時頃は曇り26度予報、10〜11時は晴れて来て28度予報とまずまず。

(暑さを売りにしてる)熊谷の夏で考えれば、かなりマシな方…笑

 

体は朝練と夕練の二毛作効果で仕上がって来てる!

やる気も充分!!

スタート前たにた君に声掛けられるも、人見知りおじさん発動。塩対応してごめんね😅

 

整列をするとスターターからアナウンスが…

『先程、会場内で火事がありました。原因は何者かによる放火と見られます』と。

一同《はぁ??おい!!!誰だよ、こんな時に》

隣のおじさん『全員が容疑者って訳か…(声:大塚明夫)』

誰かがトイレットペーパーを燃やしたとか。

バーニングマンレースはまだ先だぜ☆)

防犯カメラの確認やら、何だかんだで警察の許可がおり、定刻から10分遅れの9時10分スタート!!

 

ちなみにスタートは2人ずつ並んで、3秒おきくらいにスタートするショットガン方式?

ラソンでは珍しいネットタイムのコロナ版。

 

ちなみにハーフマラソンで同じ年代は13人。

総合は6位まで、年別は3位入賞となる。

 

久々の大会でアドレナリンがリンリンし過ぎて、最初の1kmは3分51とオーバーペースww

とは言え、足の調子も悪くない。

5kmまで4分6〜9くらいと、ハーフ90分切りに必要な平均4分15ペースを上回るペース!

【5km:20分24】

とりあえず最初の5kmで貯金も出来たし、少しペースを落とし様子を見る。

 

今更ながら、このコース周回は1周約3km。

1.5kmおきに給水2ヶ所と、おじさんシャワー2ヶ所がある。割とこれが落とし穴で、夏場に2ヶ所しか給水ポイントが無いのは地味にキツい。

そして、シャワーかけてくれるおじさんが時々サボるww(足元にチョロチョロ水出してるだけとか)

 

色々書いてるけど正直レース展開とかもないw

前半5kmより少しペースを落とすも

【10km:42分06】

ハーフ90分切りの目安はクリアしてる事に気付きテンション↑↑

まだキツく無いし、このまま行ける感覚だ😎

 

毎回音楽聴きながら走ってるんだけど、

10km過ぎの給水ポイントで弱ペダの4期OP Rhythmic Toy Worldの“僕の声”が流れてて…

『頑張れ生きる人〜君は弱さ隠さない人〜♪』

f:id:tekuteclimber:20200802153805j:imagef:id:tekuteclimber:20200802153756j:image

↑脳内イメージ↑

こんな感じで給水コップをポィっとしてたのは、ここだけの㊙︎

 

こんなふざけているが、レースも1時間を過ぎると日差しが強くなり気温も上昇。

余裕が無くなってくる…

10〜18kmくらいは4分20〜30ペースを行ったり来たり。見事に貯金が無くなってきたww

18kmで1時間18ジャスト!!

酸欠&算数苦手な俺。

頑張って小学2.3年レベルの計算(ピピピ…)

1kmあたりで逆算して4分20のイーブンでギリギリ滑り込む作戦!!

 

足の感じは…

うーん重いけど頑張れるか!?

 

【しかし、現実は残酷だ】

19km、20kmとも4分36、37ペース

あと1kmちょいで1時間27分。

とは言え、このペースなら自己ベストの1時間33分の更新は目の前だ!!

 

その時、俺自身初めての経験をする…

ラソン好きな人やスポーツ好きな人は観たことあるかな?

ラソン日本記録大迫傑選手が、走ってる時に右の脇腹を両手で支えるシーン。

残り1km切ったところで、“それが”出たのだ。

f:id:tekuteclimber:20200802160515j:image

どうやら、内臓が揺れて横隔膜が引き下がる事等で痛みが出るとか…

f:id:tekuteclimber:20200802161000j:image

足も体力もラストスパートに向けて残ってるのに。まるで力が入れられない。限界だ。

自転車、マラソン、体育の授業ですら、レース中に立ち止まった事は無かった。

人生で初めてレース中に足を止めた。

 

半ば泣きそうにもなりながら、ジョギングペースでゴール( ´_ゝ`)

結果は大惨敗。

【1時間36分 速報順位:総合12位 年別5位】f:id:tekuteclimber:20200802161553p:image

正直、レースの順位は走ってる時から気にせず。(と言うか、明らかに速い人いたし)

練習して足も体力も気力も全て揃っていても、どうにも出来なかった。不甲斐なさが身に染みる…

“いわゆるバッドデーだった??”

いやそれだけなのか??単純な力不足だね。

 

最後は悔しかったけど、

高校以来の熊谷陸上競技場の真っ赤なタータン(クラウチングスタートで夏触ると火傷するくらい熱いんだぜ。)

いつもとは逆回りとは言え、久々の競技場は気持ち良かったよ!!

自転車は少し強くなったけど、まだまだ“弱い”ことを教えてくれた、俺の原点。

夏らしく?少しセンチメンタルですな〜笑

 

 

さて、次戦は本業に戻り

9月6日の「新潟ヒルクライム

久々の自転車レース!!!

正直、こっちも入賞は厳しいだろう。

けど、エキスパ勢にどこまで喰らいつけるか楽しみでもある!!

参加される方、宜しくお願いします(*゚▽゚*)

ロードバイクを趣味にして 3年目突入【初心者時代〜赤城入賞までの話 前編】

※今回の投稿は最近自転車を始めた方、これから始めたい方にも見て頂けると幸いです(´ω`)

 

 

『あー富士ヒルも終わったし、少しまったりするか〜』

………(すっとぼけ)

 

4〜6月のレースが終わり、夏に向けて鍛え直す時期ですね。本来は。

6月20日までに乗鞍も大会の可否が発表されます(今シーズン終了まであと1週間)

逆に、来週の6月19日から県を跨ぐ移動が可能となりますね!

 

早く群馬の山に行きたい限りで、待ち遠しい限りです。

ちなみに自分の住む埼玉県の上里町群馬県に隣接する、埼玉県最北の地(通称グンタマ)

f:id:tekuteclimber:20200614153553j:image

ここに住み、群馬行けないのは生活面でも趣味でも正直辛い…

 

 

それはさて置き、

私がロードバイクを趣味に始めて、来月で丸3年目に突入します。

 

初心者時代の話や影響を受けた物や人、ロードバイク歴2年で赤城年別入賞までの「成長過程」を中心に話を進めて行きたいと思います…

 

①1年目の初心者時代

そもそものスポーツ歴は中高と陸上部に所属。

6年やってただの一度も地区の予選を突破した事も無い、「底辺オブ底辺選手」でしたね…笑

 

実は大学2年の時にホームセンターで購入したクロスバイクを持っていました。

が、スーパーの駐輪場で盗まれる。(盗んだやつ出てこいよ)

f:id:tekuteclimber:20200614160020j:image

まあ、駅までの通学にしか使用しておらず、この時は競技とは無縁。

 

大学卒業して、今の職場に入職すると転機が…!

うちの施設長がロードバイク好きで、職場のチームがあり、誘って頂いたのがきっかけでした。

f:id:tekuteclimber:20200614160938j:image

↑職場のチームジャージ

(今更だけど、ブログタイトルもここから)

 

ロードバイクって正直始めるのに値段や敷居高いし、今の職場に入職していなかったら、絶対に趣味としてやってなかったw

あとは大学時代の後輩が、ロードバイク持っていたので当時は色々教えてもらった!

 

2ヶ月くらい雑誌を読んだり、ショップを見て回ったり(←この時が一番楽しい)して、

2017年7月14日(金)

【ラピエール センシウム500】購入!

f:id:tekuteclimber:20200614161922j:image

 

購入初日、ビンディングシューズで立ちゴケ

翌日土曜日、後輩と約50km長瀞までサイクリング!

購入から3日、職場の方々と初の赤城へ!

f:id:tekuteclimber:20200614162520j:image

何度振り返っても3日で赤城はアホ。笑

初めて登った時は、何度も休憩入れて何とか頂上まで…

 

ちなみに写真のジャイアントは、俺の師匠のバイク。

俺を含む遅いグループから約1時間後にスタートして、追い付かれた時は衝撃だったねw

 

その1ヶ月後…

近くの定峰や榛名など登り、2度目赤城登頂!

この時は1人で行き、両足を攣りかけメッチャキツかったの覚えてる(-_-)

 

今も初心者時代も変わらぬポリシーで

足着くのが悔しいので、絶対着かないと決めてだけ登ってた。

 

競技思考の有無は関係無く、

実は初心者時代はこれが1番大事なんじゃないかな??

“自分の決めた所までは頑張る”

頑張った経験が自信になって、次に生きてくるから!!

 

 

f:id:tekuteclimber:20200614164126j:imagef:id:tekuteclimber:20200614164136j:image

ちなみに、この時のタイムが

信号で止まった時間抜いて

【1時間23分】

 

職場の人から『1時間半切ると速い方だよ』って言われてたので、

「1ヶ月くらいでこれなら、俺天才かも?」って思ってたよねw

 

《謎の自信が付く→大会にも出たい!!》

しかし、この時は既に8月。

毎年9月開催の赤城山ヒルクライムは、申し込みは大昔に終わっていたのだ。

 

 

そこで直近で開催される大会を調べると、

『美の山ヒルクライム』って大会が11月に皆野で開催されるのを発見。

第1回大会で6kmほどの初心者向けと書いてあり、エントリー!

程度と小さいが、大会に初参加。

この時、月間500kmくらい乗るようになって、自信満々!!

 

【結果】

年代別15人程いて、

8位くらいと天狗の鼻はポッキリ。

f:id:tekuteclimber:20200614171200j:image

 

 

本当に悔しくて、

速くなるにはどうすればいいのか??

“競技勢”へと片足を突っ込みはじめるのであった…

 

当時ネットの記事で

「速い人は毎月1000km以上乗る」みたいのを見る→ならば毎日乗ればいい→雨の日は乗れないな→固定ローラーを購入。

 

【1年目の主な練習】

①色んな所をひたすら登る

②マスクをしてローラー台で1時間走

③ローラー台で30秒ダッシュ→30秒休む インターバル10本

 

色々な勾配に慣れる為にも

一つの場所で練習するより、

“楽しみながら新しい場所に行く”スタイルでしたね!

 

逆にローラー練習はバリエーション少なめ。

マスク走は高地合宿的な!笑

インターバル走はネットか雑誌で見たのかな??

 

 

こうして、着実に練習を重ね翌年にある、

榛名山ヒルクライム(通称ハルヒル)に向けて練習を続けるのであった…

 

《次回へ続く》

(´-`).。oO(思ってたより長くなってしまった)

ラルヒル2020(仮想ハルヒル)

5月17日、本来はハルヒル開催日でしたが、ご存知の通り中止となりました…

f:id:tekuteclimber:20200518222704j:image

 

練習はそこそこ続けていたので、

「(ズイフトの)アルプス計測でもしようかなぁ」とか思ってました。

そんな時こんなツイートを見かける事に…!!

 

 

一人で測定するより、皆んなでワイワイ(⁉︎)やる方が楽しいに決まってるので参加表明!

 

本番のハルヒル同様に土曜のTTと日曜ヒルクライムの2本立てとの事だが、俺も本番同様ヒルクライムのみの参戦。

タイム&上位狙うために土曜は温存とかセコイ奴です、ハイ(゚∀゚)

 

結局、金曜通勤ランで頑張って筋疲労残ってたり、土曜もL2くらいとは言えダラダラ2時間くらい乗る事に…言い訳マシマシ。

『逃げるは恥だが、なんちゃら』てな!

 

 

さらに本番同様、前日にカーボローディング実施(ただの食い過ぎ)

土曜は57kg台だったのに日曜朝には58kgに…

f:id:tekuteclimber:20200518205247j:image 

一応、ズイフトの方も体重設定を58kgに!

f:id:tekuteclimber:20200518205308j:image

ちなみに大会時は平均55〜56kgくらいまで絞るので、減量失敗レベルなんです(当社比)

そして、なんか分からんけど初めてツイートがバズる(当社比)

 

 

〜そんなでレース編へ〜

 

作戦はこうだ!

【40分L4で踏み続ける】

以上!!

スタートから15分後…

長い!!!!

 

本物のハルヒルコースなら15分過ぎてれば、初心者ゴールを過ぎ去って森の中でしょう…

 

でも、ここは家の中。

(キッカークライム使ってない為)勾配が変わるわけでも無く単調で飽きる。実に長い。

 

正直、この時点で止めようと思いパワーも少し緩めるが「んー、でも昨日たいした練習して無いし、もうちょっとだけ…」と真面目な俺。偉い。

そのままL4(270〜285w)くらいで粘る!

ラスト3分くらいは300wくらいまで上げゴール。久々40分も踏み続けて疲れた…

 

そんで結果…

 

まさかのベストすら更新ならず…笑笑

(※ツイートには2分落ちと書いてあるが、ベストは41分なので1分落ち)

f:id:tekuteclimber:20200518213136j:image

まあ、今持てる力は出し切ったでしょう!!

 

f:id:tekuteclimber:20200518214748p:image

【一応データ】

42分22秒

58kg 280w→PWR4.8倍

 

〜反省会と実走-ローラーの違いについて〜

1.反省会

①40〜60分程度のSSTなど中強度練習をサボってた

解説不要。サボりです、ハイ。

疲労のコントロール

本当の試合ならフルレスト2日入れるのに、半端な練習をして半端な疲労が。最大心拍も182くらいまでしか上がらなかった。

③やる気と根性

やる気はあった。根性が無かった。

 

 

2.ローラーと実走の違い

①勾配変化に合わせたギア比とケーデンス

私の場合、登りは80くらいが気持ち良いケーデンス。ローラーだとその辺の調整が難しい。

②ダンシング

ヒルクライム の時はダンシングしないって人多いけど、自分は多様しますw

別にローラーでもダンシングは出来るけど、バイクを倒して骨盤や重心移動を使った【休むダンシング】が使えないのがキツい。

③観客と応援

テンションの上がり方が違う。

ハルヒル名物、ゴール手前の“気合おじさん”に会いたい。

④進む力

①に通じるけど、実走は勾配変化があり、ドラフティングや力の抜きどころってのがある。

うまく説明は出来ないけど、数字的な物(パワー)が出てなくても、速く進む方法もあるのだ!!

 

 

あっ、肝心な全体の結果発表〜!!

 

おっ!

優勝しました〜(//∇//)

 

ベスト更新は出来なかったけど、優勝ってのは素直に嬉しいですね!!

ちなみにこんな完走証まで頂いちゃいました笑

f:id:tekuteclimber:20200518215305p:image

 

運営の皆様、

自粛祭りの中で楽しいイベント有り難うございました!!

来年はホンモノのハルヒルが無事開催されて

『そーいや、去年はラルヒルしてたね〜』とか、思い出話が出来ると良いね(´-`).。oO

 

 

 

 

あんま言いたく無いけど、

ハルヒル公式がコースの走行自粛要請してるのに、ルールを破って走る人もいる。

まして、県外からわざわざ来てまでだ…

 

『オレたちは山や川や谷 海沿い 地形を利用して自転車を走らせて貰ってる』

って弱ペダの葦木場も言ってたし!

 

環境だけでなく、地域の人たちの理解があって大会が成り立ってる。

その事を忘れてはならない!!

 

ハルヒルに参加したことある人は分かるはず。

『また来年も絶対参加したい』って思える素晴らしいイベントだ!

ルールを守って、大会も守る。

何より新型コロナ感染予防して、命を守らねば!!

 

 

ふう…

さらば、2020ハルヒルよ…

また来年な〜