てくてくライマー

ヒルクライマーに憧れるが…

2022 赤城山ヒルクライム エキスパート11位

原点回帰、そして挑戦。

コロナ禍になってから3年。

久々ワンシーズンレースがあり、今年最終レースとなった「赤城山ヒルクライム

埼玉県北民の私からすると、ほぼ地元レースであり、全ての山で最も愛しているのがこの赤城山だ!!

 

競技歴5年のベストレースを1つ挙げるのであれば、3年前の同レースである。

この時は練習と体重管理も上手く行き、レース中もPWR5倍だせた事で、60分を切りを達成して年別3位入賞した。

 

逆にこの“過去の栄光”にしがみついていたし、

これ以上は走れないと心の中で「リミッター」をかけていた感覚。

そして、3年前の赤城は競技歴2年ちょっとで(年別とは言え)駆け上がり、1度燃え尽き症候群に陥った。笑

 

そんなリミッターのかかったままの赤城。

超えていくには、同じ赤城に再び挑戦する以外の方法はない。

この赤城HCは年別3位入賞すると、

“次回以降はエキスパートに強制転換”ってルールがあったので、今回はエキスパートに初参戦!

※実は今回からこのルール撤廃されてたらしい!笑

エキスパートクラスの違いとして、単純に年代別で結果を出した人達が集まるのでレースレベルが高い。あとは計測方法がグロス(先頭の人がスタートしてから全員計測開始)

 

挑戦と言っても、1度乗鞍で気持ちが切れて仕上がり的には乗鞍が100なら、今回は85くらい。

体重も55kg→58.5kgまで増量。

CTLは乗鞍の時から現状維持で65〜68をウロウロ。

乗鞍まで頑張っていた“遺産”を使って、どこまで走れるか??

タイム的に出来れば60分切りが目標!

とりあえず初のエキスパートだし“楽しむ事”だ!

記念も含めて、スタートだけ先頭に陣取る!笑

(どうせ、この時だけしか先頭走れないし…)

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写真引用:上毛新聞より(右の青いやつ)

 

あとはグロス方式だから、先頭が見える位置でスタートしたかったのもある!!

 

と、記念先頭かと思っていたらスタートして直後から以外とローテが回ってくる…笑笑

自分なんかより強い人ばかりで、本当なら集団でヌクヌクしているのがセオリーだ。

 

「まあ、エキスパートの先頭走る機会無いし記念で行ったれ!!」

って感じでほんの少しですが、先頭も経験!笑

(先頭のメリットは車載動画に写れるのもあるし)

 

ちなみに今回の作戦を前日にツイート

単純に行けるところまで頑張るのみ!!笑

序盤PWR 5〜5.5倍が続く。

ストラバを見ても、スタートから旧料金所まで5倍程度出ていた!

 

第一目標は達成して安堵…笑

逆に言うと、年別でもエキスパでも旧料金所でペースアップするので、ダンシングでついていく。

集団もまだ15〜20名くらいいたかな??

 

とにかく第二目標の姫百合まで頑張る!!笑

極端にペースが上がる事は無いけど、ここはエキスパート。

年別民からするとペース走がキツい(´-`).。oO

 

自分の後ろもポツリ、ポツリと千切れて行く…

自分以外の面々を見ると自分含んで約10人。

天照がいっぱい!!!

有名山岳チームのグランペールも2人!!

COWの良太さん

ヒルクラ界隈で有名な人ばっかりでファンとしては“特等席”を独占してた気分!!

そんな事思って一応、自分の後ろを見ると誰もいない⁉︎⁉︎

 

ここで、一つ大変な事に気づいた。

「千切れたら単独走だ。それが1番キツい!!!」

赤城に限らず、ヒルクライムを1人で走り切るのはメンタル面がキツい。

“行くも地獄、落ちるも地獄”

気持ち的には、目標の姫百合まで着いて行きたい。だが、足も心肺もキツい。

 

その時は直ぐに来た。

赤城の第一カーブ

(赤城は意味わからん中腹からカーブの番号がふられており、12km過ぎで第一カーブが現れて60以上続く)

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(ブリーチのウルキオラが1番だと思ったら、実はスタークが1番だった…的な?)

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残念ながら姫百合(15km地点)まで辿り着かず、第一カーブでグッバイ👍👍

 

「あ〜もう無理か〜」って思って後ろを振り向くと、誰もいなかった“はず”の背部に見慣れたピンクのジャージが!!!

しかも、超よく知る顔だ。

COWのなべ君が上がって来てくれたのだ!!

(※なべ君は白石峠20分台でめちゃ強い)

このタイミングでなべ君が上がって来なかったら、ペースも気持ちも保てず、ダラダラと走って終わっていたかも知れない…

 

乗鞍の時も諦めかけた時にCOW(ミズムラ君)に助けられ、今回もCOWに助けられた!

COW『climb over wall GUMMA】

この言葉を体現するには、

地元の赤城でこそ発揮すべき!!!

(自分はCOW入ってないけどね。笑)

 

なべ君と合流してからは、2人で回す。

緩斜面は瞬発力がある、なべ君。

急斜面は軽量系な自分が交互に引く。

 

姫百合手前で40分ちょっと。

「このペースなら1時間切れるよ」と声を掛けて鼓舞する!

嘘はついていないが、レース後に計算し直したら割とギリギリだったけど…笑

 

走ってる途中、なべ君が「今日楽しいですね!!」って声掛けてくれた。

めちゃくちゃキツかったけど、その意見に同感だで「一緒に走れる事無いし、こんな楽しい事ないね」って返す!

 

付き合いたてのカップルみたいなやり取りをエキスパのレース中にしてた…笑笑

約8kmを2人で走り、ラストの直線に入る。

俺はいつもこの直線でスプリント負けをするのだ…

「今日はロングスプリントで勝つ!!」

支え合ってきた仲間が再び最高のライバルに戻る!!

 

暫く後ろについていた、なべ君を振り切る為にガムシャラに踏む!!!

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引用:ガチンコサイクルTV

youtu.be

「あっ何度も見た景色だ…笑笑」

 

結局、なべ君には1秒差で負けはしたが、かつて無いほど清々しいゴールだった!

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【結果】

59分23秒 エキスパート11位

285w (PWR4.87倍)

 

レース後は知り合いの方とおしゃべりや健闘して讃えあう!!

 

下山中にはアレグロのチームメイトえのさんとおしゃべりしながら下る。

えのさんはレースだけで無く、改めて自転車の本質的で色んな楽しみ方を探求しているらしい!!

自分も初心に帰って、知らない峠や景色を見たくなった。

 

今シーズンのレース活動はこれにて終了。

楽しい思いも、悔しい思いも、人との出会いも、成功も失敗も成長も…

自転車を乗り続けているからこそ経験できる事だ。

自分の親と年が近い人達も頑張っているのを見ると、まだまだ自分もと思えたしアドバイスも沢山頂いた。

 

来年のレースはまたハルヒルからスタートだが、「自転車」と言う趣味自体は長くマイペースに楽しんでいきたいと思えて良い一年となった!!

 

では、また道の上で…!!

2022 乗鞍ヒルクライム 〜俺は勝ちにこだわるよ〜

「夏草や つわものどもが 夢の跡」松尾芭蕉

自分が自転車を始めてから目標としている、兼松大和さんの2018年乗鞍のブログでタイトルとなっていた俳句。

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changingman.xyz

“夏草はその昔の武士たちの夢の跡のようだ”

まさにそんな1日と言うか、一瞬でした。

 

さて、今年1番のメインレースとして臨んだ

乗鞍ヒルクライム

 

結果から言えば、最高の状態で挑み、

全てを出し尽くせず。

競技人生の中で最も悔しい結果となった…

 

丸1ヶ月前の試走では単独63分半

tekuteclimber.hatenablog.com

 

目標としては最低限60分切り

年代別で確実に優勝するには、58分台に乗せたいと思っていた。

 

実際フィジカルとしては、60分切りは行ける状態であった…と思う。

7/24乗鞍試走時 57kg PWR4.5倍(乗鞍コース実測)

↓↓

7/30 赤城HC試走

畜産試験場〜50分 57kg PWR4.85倍)

8/11 赤城HC合同試走

畜産試験場〜47分半 56.5kg PWR5.1倍)

↓↓

本番2日前 55kg

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↓↓

レース前日〜当日 飯&ウェア込み56kg 

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当日朝は3回トイレタイムも

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【身長182cm 56kg BMI16.9】

1ヶ月断酒と食事制限。

3年前の赤城以来、バリバリに絞りきった!

「そこまで減量する必要が無い」って、言う方が大半だと思うけど、やれる事はやり切って挑みたかった。

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本番前の乗鞍のストラバのリーダーボードを見ても、ミニマムさんやフォーカスおじさん、勝手に意識してたキタガワさんは、本番リザルト的に60分台(グロス、パンク、マスク忘れなど無ければ60分切りの面々)

 

この方達は皆さん自分より格上なので比較するのはおこがましいが、充分戦えるレベルには到達していたはず…

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まあ、“勝負事にたられば”は厳禁だが。笑

「ゲームセットの後、
たら、ればを言い出したら キリがねぇよな。」

【引用:H2 国見比呂】

 

機材に関しては、

富士ヒルから変更はフロントタイヤを

PゼロTT25c→ミシュランパワーTT23cに。

重量6.9kg

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彼女からも勝守を貰い、

神社で絵馬まで描いてくれていた。

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(ちょっと惚気たが)

今回ばかりは色んな意味で結果を残したかった。

いつも応援してくれている、

職場の施設長や利用者さんにも「勝ってきます!」と宣言してきた。

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前日の夕飯もカツを食べて勝つ!!!笑

前日は夜9時に就寝して、3時に起きた…

 

【レース編へ】

1週間前からずっと天気と睨めっこしていたが、

前日15時ごろから当日の朝に雨。

チャンピオンクラスのスタート6時25分から急な土砂降りで、年別10〜20台&女子の6時30分ごろも同様。

ハルヒル、富士ヒル、乗鞍3戦連続雨…

雨対策はすっかり慣れて(笑)、ワセリンとホットオイルを腕とふくらはぎに塗って加工。

とは言え、スタート前も寒い!笑

 

ライバル選手をマークする為、

スタート前にウロウロしていると、富士ヒルハルヒルで毎回近いタイムで走っている

オガワさんとフルヤさんを発見(´-`).。oO(フハハ、丁度良い標的発見)

 

乗鞍は6位入賞なので“最低限”この2人には勝たないと、入賞すら厳しい。

この時点でスタートはこの2人より後に出て、

同時ゴールでもネットタイムで勝つ作戦に。

憧れの兼松さんの弟子で、優勝候補筆頭のキタガワさんを探し回るも見つからない…(あとから知ったが、マスクを忘れ受付出来なかったとか)

 

雨に濡れてるのも嫌なので無駄に待機はしないと決めていたのもあるが、

フルヤさんが「覚悟決めて行くしかない!!」と言って6時半丁度に出走!

オガワさんもほぼ同時スタート!!

俺は作戦通り、その5秒後くらいしてから出る。

 

ちなみに乗鞍のコースは全長20kmあり、大きく分けて3パートに分かれている。

7km地点の三本滝

14km地点の位ヶ原

20kmでゴール

目標タイムとしては三本滝17分、位ヶ原41分。

このくらいで走れていると58〜59分が出る。

 

スタート直後は各カテゴリーの選手がごちゃ混ぜなので、なるべく早く先頭が見える範囲に上がる。

三本滝までは勾配が緩いので、集団で走った方が省エネ出来る。今回は実力の分かっている2人がいるので、小集団で回してペースを作ってもいいな〜と勝手に想定。

前の方では数名が引いておりペースはキツくないが、中切れを埋める作業がチョイチョイ。

 

4kmくらいで明らかに引きが強い選手が2名。

オガワさん、フルヤさんは勿論近くにいるのは想定内。

この時点で「先頭はこの辺で決まりだな」と悟り、その通りになった…

結局、三本滝を17分ちょいで通過。

この時点で足に余裕があり、先頭から2人目に上がる。

(またタラレバ言うが)逆に今振り返っても

“普通に”走り切れれば60分切りペースで、雨の影響でシューズが重いの以外、足も心臓も“余裕さ”を感じていた。

暫く自分を含め6〜7名の小集団で、

途中でフルヤさんがジャブを入れる時も(フルヤさんは上げ下げのあるパンチャー的な走りが得意ってレース後に聞いた)あったが、大きくペースが上がることもなく距離を消化。

 

場所によって勾配の上がる10〜11km、この先が軽量級の俺の本番!!

と意気込んでいた所、その瞬間は急に来た…

【あれ?なぜか進まない!?】

11kmを過ぎて、力が伝わらない感覚…

滑ると言うか、後ろに引っ張られる独特な感じ。

呼吸は余裕あるのに、何で???

頭の中が真っ白…

もしかして、パンクか!?

その一瞬、躊躇している間に先頭の数名から千切れる…

頭では意地でも食らい付かないとダメ。

勝負は位ヶ原より先。

そんな事は全て分かってる。

 

今までの練習、キツイ減量、みんなの応援…

走馬灯のように集団を見送りながらサワーーっと頭の中を流れて行く。

乗鞍が終わった。今日の為に全てを賭けて来た。

“終わる時は、こんな一瞬なのか…”

 

とりあえず、レース中にも関わらずバイクから降りて後輪のパンクを確認する。

「あれ?パンクしてない??」

前輪も同様に確認するが、

前後パンクしていない…⁉︎⁉︎

「そうか。パンクしていたのは俺の足とココロだったのか」

条件は皆んな同じとは言え、標高2000mを超えてる中で雨に打たれ…

自分が気付かない内に足には相当な負担が掛かっていた様だ。

パンクを疑い、レース中なのに立ち止まってしまった“気持ちの弱さ”。

 

間違いなく過去最高の仕上がり&モチベーションであった。

それは違いない。

故に敗因は自分の実力不足、気持ちの弱さ。

レースとしては終わってしまったけどパンクはしていないし、遅くてもいいからゴールはしようと登り始める。

ちらっとサイコンを見ると「180w」

 FTP280wの自分からしたらサイクリング以下。

気持ちが切れると酷いもんだな〜とか思いながら、位ヶ原を44分で通過。

すると、後ろから群馬で見慣れたピンクのジャージが追いかけてくる!!!

千切れてから3km程。

久々に“俺以外”の人間に出会う。

その“見慣れたジャージ”を着た少年

『俺が知らない人だな〜』と思いながら見送ろうとすると

先頭からどのくらい離れていますか」と元気一杯俺に話しかけて来るじゃないか!笑笑

風貌とゼッケンナンバー的に高校生くらいか?

「あ〜結構離れてるよ」と大人気なく厳しい現実を突きつける。笑

 

自分のレースは終わってしまったけど、

目の前で頑張ってるこの子のリザルトを少しでも上に上げたいと思う気持ちも出てきて

「行けるところまで一緒に頑張ろう!!」と久々にポジティブな声掛けをする。

 

このブログを書いている今(2日経っても)乗るのが怖かったが、この出会いを思い出すだけで元気が出るし、自転車に乗ろうと思えた。まあ、ケアマネの勉強しないとだけど。笑

 

その後、もう1人追いついて来て3人で一緒に走る!

足も気持ちも復活していたので、6割くらいは公約通り俺が前にいたかな??

一度折れた気持ちを引き戻してくれた、ピンクの少年(ミズムラ君)に走りながら感謝👍

多分その場で言葉にも出していた…気がする。

ラスト3km、全く頑張らずチンタラ走っていたらと思うとゾッとするな…

 

我々ホビーレーサーは非日常であるレースを通じて、いつもと違い少しでも“頑張った証”と経験を得る事が大切なのだ!!

今日を、今を頑張れない人間が、明日を頑張れるはずもない。それは自転車だけでなく、仕事もプライベートも繋がっていると思う。

 

ラストは持てる力を振り絞り、無事ゴール。

手元では目標より2分落ちの62分半

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【結果】男子B10位 62分37秒

ゴール後はめちゃくちゃ悔しくて不甲斐無くて、泣きたいけど泣けない不思議な現象に陥った…

山頂で改めて、最後一緒に走ってくれたミズムラ君にも御礼を伝える。

そして、先着したライバルやチャンピオンクラスの選手達の結果を知る。

 

勝負事は相手がいる事だから、

その時々で左右もされる。

今回は結局自分に負けた

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このブログを書いていて「一度似たような事があったな〜」と思ったら、初めて出た富士ヒルだ。

tekuteclimber.hatenablog.com

ゴールドリングは簡単に取れると思い、大惨敗を喫した。

あの時の悔しさを忘れないように、今でもシルバーリンを付けている。

 

今回の乗鞍に関しても一生忘れないだろう。

そして、俺は乗鞍に来年も挑む!!

次は勝つ。優勝をする。

何より今年の自分を超えるために。

 

Twitter上でmatさんからも金言を頂いた。

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『続けることがスタートラインに立つ資格』

 

ミニマムさんからも同様に…

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自分より格上&年上の選手がこう言ってるんだ!

続けた先に何かが見えるはず。

 

帰りの車で、

モロハの『勝ち負けじゃないと思えると思う所まで俺は勝ちにこだわるよ』を聞いて、気持ちも戻る!(←結構単純。笑)

勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ - YouTube

俺も乗鞍は勝ちにこだわるよ!!

 

次戦の赤城以降はエキスパートで出場するが、

来年の乗鞍だけは年別に留年かな!!

 

 

長文になりましたが、最後まで読んで頂き有難うございました!!

では、また道の上で〜

乗鞍試走! 1時間3分30秒

のりくらぁあああ!!!!

頭の中は、恋人と乗鞍の事で頭がいっぱいな今日この頃。

7月24日に乗鞍の試走に行ってきました!

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本番当日までの車でのルート確認も含めて。

埼玉から乗鞍まで約3時間かかる。

本番は前日受付なので、土曜日は午前中半日出勤であり、前日受付が17時までとタイムスケジュールはなかなかシビアなのである。

しかも、予約しているコテージも受付が17時まで🙄

※乗鞍の受付会場からコテージまで40分くらいかかる。

 

今回の試走も当日を想定して、土曜午前出勤後に向かう。

東京にいる弟がたまたま帰省する連絡を金曜の夜に受けたので「乗鞍行くけど来る?」と、急遽誘ってみたらまさかの参加!笑笑

弟はロードに乗らないので完全にノリと勢い…笑

 

12時20分ごろに最寄駅に弟を迎えに行き、

一度SAでトイレ休憩→宿代わりの高ソメキャンプ場に15時40分ごろ到着。

このくらいのタイムスケジュールなら、最悪渋滞して少し遅れても合うかな??

 

 

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土曜は弟と山の中を探索したり、プチ焚き火で遊んでました!笑

 

日曜は6時頃キャンプ場を出発!!

トイレだけ行って、大会を想定して7時頃から登り始める。

https://strava.app.link/r1aZSo1Z1rb

結果から…

1時間3分30くらい

260w 57kg(前日) PWR4.57倍

 

富士ヒルはほぼ同時間走って4.2倍だったから、調整も上手く行って強くはなってるか??

 

このタイム自体は悪くないけど、優勝争いするには少し足りない…

乗鞍は1kg1分の法則があるらしい?ので、

本番は55.5kgまで絞り、スマホやツールボトルを無くして800g〜1kgマイナスをつくれば、

約2kgの減量=2分縮まるはず🤔笑

 

ドラフティング込みで、2〜3分縮まる

つまり…

大会当日の目標タイムは58分!!

ここまでタイムが出れば、さすがに年別の優勝争いに絡めるはずだ。

 

ちなみに20分ローラーにて効果測定。

6月28日 PWR 4.78倍 58kg

7月28日 PWR4.83倍 56kgジャスト

 

あと1ヶ月頑張って練習すれば3年前の赤城と同じく、5倍に返り咲くはずだ(楽観視)

 

今1番怖いのは、コロナで大会中止。

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自分の手元には届いていないが、他の人からのリーク。

スタートは富士ヒルと同じく、時間内でフリー出走とな!

今回はセコイこと考えずに、

正々堂々戦って勝つ。それだけだ。

 

あと1ヶ月後。

乗鞍でお会いしましょう!!

 

乗鞍まであと1ヶ月半

今年の最大の目標であり、自分の自転車人生をかけて臨む乗鞍ヒルクライム

実際走った事があるのは、自転車初めて1年過ぎくらい??5年前?かな。

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この時は72分とか??

 

開催日は8月28日と、約1ヶ月半…

今年はハルヒル年別4位、富士ヒル年別7位と順調に着には絡んでいる。

 

しかし、ここまで仕上がり的には7〜8割だった!

6月28日の20分走 

【292w 58kg PWR4.78倍】

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3年前の赤城HCは59分 PWR5倍

畜産〜ゴール 47分 PWR5.1倍

 

このレベルまであと1ヶ月程で持って行かなければ、優勝争いには絡めないだろう…

ハルヒル、富士ヒルの時に比べたら、状態自体は上がってきてる!!

 

シンプルに減量と練習量を確保するしかない!

7月23-24日は天気次第だが、試走にも行く予定だ。

出来れば8月にも一度試走に行く。

大会本番は60分切りは必須なので、

試走時には62〜63分を目標!!

体重に関しては、現時点で58kgをウロウロしているので大会時には最低でも56kgを目標!!

 

機材に関してはリアはロバール、フロントは軽量化でデュラも検討…その辺は試走で試すか。

 

別の大会でライバルも結果を出しているので、負けられないし負けたくない。

(↑普段の俺のノホホーンとした性格を知ってる人はビックリするかな。笑)

 

何より、出来る事は準備して最高状態まで仕上げるぞ!!

 

2022 富士ヒル 2年連続ゴールド達成! 63分24秒(年代別7位) 

関東甲信越は例年通り梅雨入りをした第2週の日曜日、また今年もこの場に帰ってきた…

そう!日本一のお祭り大会、富士ヒルに!!

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去年は自分ではなんかわからけど取れてしまった、ゴールドリング

tekuteclimber.hatenablog.com

一応解説。

富士ヒルクライムではゴールタイムごとに、色の違うコラムスペーサー(リング)が与えられる。その中でも、ゴールドリングは1時間5分切りを果たすと貰え(例年上位1%)アマチュアヒルクライマーの大きな目標と壁になっている。

 

多くの方は一度ゴールドを獲得するとアマトップレベルの“選抜クラス”に移行する傾向だが、“あえて”留年した。

今年は始めから狙って取りに行く為に…!!

今年はハルヒルで年別4位に入り、調子自体は去年よく分からず取れた時より良いのは確実。

だから、結果は同じでも意味合いが全く違うのだ。

 

 

と、少しシリアスな感じで入ったけど、レース前はいつも通りふざけた感じで過ごしてました!笑

 

前日受付けは、“フジヒル”チャンピオンジャージで徘徊。笑

 

朝飯を買いにローカルスーパーのオギノで買い物をしてると、パンコーナーで「カーボが多いもの買わないと」って話をしてる人がいて顔を上げると、フォーカスおじさんとU10さんに遭遇!

U10さんはお互いフォローしてたけど、対面はお初でしたw

 

あと今回は、大学の後輩のもとふみ、その友人のツカマ氏、COWの新星なべ君と前日はコテージに泊まり過ごしてました!笑

後輩のもとふみはレモンサワー持参してだけど、

レース前はストレス溜めない為に好きな物食べた方が良いよ〜ってね!笑

 

9時就寝予定だったけど、横で寝ていたなべ君とは自転車談議で盛り上がり30〜40分くらい機材やレース、モチベの話などしていた(´∀`)

さすがに3時起きで朝早いから途中で辞めたけど、何も無ければにもっと話したかった!笑

 

朝は予定通り、3時に起きてオギノで買ったとろろ蕎麦、ランチパック(ピーナッツクリーム)、ジェルでトータル800calくらい入れた。

あと車の中でポップコーン食べながら移動。笑

 

駐車場は絶対混むので早めに行き、寒さ対策として朝にワセリンとホットジェルを混ぜ込む☀️

それでもスタート前から右足攣りそうだったから、やはり寒さは大敵だ…

富士山パーキングから会場までをアップ代わりに刺激入れをして準備完了!!

 

エントリーしていた第三スタートは6時40分から。

実はTwitterでゴールドトレインの話回ってきていたけど参加者が多く上手く見つからなかったのもあり、そこへの合流は諦めた(今更ながらごめんなさい)

代わりに大学の後輩もとふみ、COW群馬の方々と共に整列!

スタート後は計測区間までタラタラ行こうと思っていたら、なべ君が後ろから凄い勢いで前に吹っ飛んでいく!!!

それを嬉しそうに追うCOWの面々と、そこに着いて行く俺。

ハルヒルでスローペースだったのもあってなのか計測開始直後からペースを緩める事無く、一人で逃げるなべ君!!(後に2人逃げになってた)

構図としては暫く年別の先頭をグイグイ引っ張るなべ君と、それを追う30〜40人の先頭集団。

 

なべ君は白石20分と実際力も付いてきているし(ちなみに俺は22分台なので差は歴然)、「本当に逃げ切ってしまうのでは」と言う期待⁉︎と、富士は勾配が緩く集団走行の方が有利なので「いずれ捕まえられるはず」と言う姑息な考え。

 

結果から言うと、この逃げは8kmくらいでキャッチした。

その時にチラッと「調子はどうだい?」って声を掛けたら「ムリっす!」と即答。

(言い方はキツイが)結果として、無謀な逃げではあったかも知れないけど、普通の人には出来ない勇気と、自分に足りない部分を多く学ばせて貰った(´-`).。oO

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で、一応10km通過タイム。

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ゴールドを取るには公式の目標タイムと比較しても、良いペース。

 

自分はと言うと、姑息にも先頭集団にひっそりと身を潜め【金魚の糞作戦】を決行!!

金魚(ゴールドトレイン)にへばりつく糞。

そんな事をしているから、淡々と着いて行く&前の中切れを埋まる作業の繰り返し。

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特に大きな展開も無いまま大沢駐車場を確か46分くらいで通過、去年ミニマムさんに47分くらいでゴールドペースって教えて貰ったのを思い出し、このままなら行けるのは確信!!

 

その後、山岳スプリントラインで先頭がグイグイペースを上げて千切れそうになるけど、20〜30秒くらいしたら落ち着いて一安心。笑

去年もそうだったけど…

山岳スプリットラインを過ぎると、何故か集団が再加速するのだ!!

こんな所で置いてかれたら水の泡。

死ぬ気でしがみつく。

 

そしてラスト2〜3kmくらいからは、風が強い!

実際、大沢駐車場〜5合目までのタイムが去年より50秒も遅い。

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もちろん風と集団の方向を考えて、自分に当たらないポジション取りをする。

今回は我ながらどこまでも姑息だ!

しかし、それが自転車競技でもある。

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ラスト3つ目のトンネルを抜けてからは15人くらいで集団スプリント!!!

たっぷり足は貯めさせて貰ってたのでフル加速!!

しかし普段は大腿四頭筋でパワーをかけるけど、

最終局面でほぼ使い物にならないのでケツで踏む!!!

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【ロードバイク】富士ヒル2022 年代別4位 63分29秒 フル動画【Mt.富士ヒルクライム】 - YouTubeより

去年ラストスプリント(スバルラインラスト)は

286w(4.8倍)だったけど、今年は350w(6倍)と出し切れた。

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手元のタイムを見ると“63分25秒”

2年連続ゴールド達成&自己ベスト更新!!

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同じ集団で走ってた人と健闘を讃えあう。

ただ正直言うと、金魚の糞をし過ぎたのもあって、去年ほどの感動が無かった。

悲しいけど、これが今の俺の実力とやり方なのだ…

 

“ゴールドを取るための走りは出来た”が、

なべ君みたいに“勇気と覚悟”を持って走れなかった。

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次戦の乗鞍では完全燃焼して、本当の意味で自分の力でもぎ取ってみせる!!!

目標を乗鞍入賞と言っていたが、「乗鞍年別優勝」に変更。

そうでもしないと、自分は変われない。

 

 

下山中は、初めてチャンタクさんにもお会い出来て30分くらい色々話をした!yuさん俺も待ってるよ

仲間が増えて行くのも、やっぱ自転車の醍醐味だ/(^o^)\

 

下山すると、心の師匠でもある、最強ヒルクライマーさんがNEWグッズをお披露目してた!笑

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車で移動していると、公式サイトからリザルトが発表!

まさかの20代の部で7位入賞!!

 

で、後々気がつくんだけど…

まさかの4〜7位が1秒以内にひしめき合ってる!!笑笑

まあ、これは一度も前に出なかった分、神様が戒めで残した結果だろう。

 

とりあえず、上半期はハルヒル、富士ヒル共に年別で入賞出来たのは良かった✨

残すは何度も言う様だけど、乗鞍!!

今年自転車に乗っている理由は、この為だけと言っても過言では無い。

もうワンランク上を目指し、鍛錬あるのみ!

 

一応、富士ヒルのデータ

【機材】 

コルナゴv2-r

ロバールclx32

7kgジャスト

 

【パワー】

※途中で1分程データ飛んだので正確では無いけど

料金所〜242w 58.5kg (PWR4.1??)

 

 

【追記】

〜練習と富士ヒルゴールドを目指したの走り方について〜

富士ヒルに向けて、どんな練習をしていたか?

自分用のメモも含め。

主な練習は平日ローラーで30〜60分ほど。

週末は土曜午後休みなので、近所の17〜18分の峠をエアロ姿勢意識で走る。

日曜は遊びに出かけるのでレスト。笑

 

平日ローラーメニューは

10分L4×2 or 20分L4

SSTショート

30×30インターバル

回復走30分

マスクSST15〜20分(富士ヒル2週前から考案)

時々、ランニング5〜10km

が主にやっていること。

 

目的としてはL4とSSTヒルクライムで主に走る為のベース作りを意識。

30秒インターバルは中切れ防止や加速時の対応を意識。(本来なら乳酸性パワーを向上する為に、40+20をできれば良いけどキツイ)

 

これらを富士ヒルのレース中にも応用して、

集団内ではパワーゾーンで言えばSSTレベルを意識、ペースアップや中切れしそうな瞬間に少し力を入れる。

まあ、理論的にそう思ってても中々出来ないけど。笑

 

走行中はパワーより速度を見る。

目標とするタイムのYouTubeとか見て、速度域を事前に確認してるとその集団のレベルも分かるし!

 

年別では特に集団優位になる。

事前にSNSや友人とトレインが組めるなら◎

ダメなら、先頭グループには絶対速い人がいるので先頭から20〜30番手くらいを序盤キープ。

あとは有名チームジャージを信頼して張り付く!笑

 

これも年別の話だが、走り方として

①序盤は頑張り過ぎない(ここ大事)

②勾配が緩い場面ではひたすらエアロ姿勢(もっと大事)

「自分がこの集団の中で1番エアロ姿勢だ」ってくらい意識する!

お陰様で首から背中が2日しても痛い…

③登り最中、下山時の雨対策

雨の時は前の人の後輪から水飛沫で視界が悪いので、アイウェア推奨。寒さ&吊り対策でイナーメオイルやワセリンを足に塗りたくる。

下山時は冬装備&カッパを入れておく。(基本梅雨時期は寒さやばいから)

④集団内は落車リスク回避

とにかく声かけ!「右いまーす」とか存在を促さないと怖い。路面も基本悪いと思って、安全第一。

 

この辺を守って走ればPWR4.2倍前後で、2年続けてゴールド取れたので多少説得力があるはず!

来年以降、富士ヒルゴールドを狙う方の一助となると幸いです😌

2022 榛名山ヒルクライム(ハルヒル) 年代別4位

コロコロコロ。

コロナ禍になって3年。

やっと帰ってきたよ〜

待ってたよ〜

俺たちのハルヒルが!!!

(正式には去年も開催してたけど、緊急事態宣言中地域は参加出来ない状況だった)

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↑3年ぶりです。

自分が以前参加したのが2019年

tekuteclimber.hatenablog.com

正直、この時の方が練習量は多かった気がする。笑

 

そして、2020年中止の時は“リア充撲滅委員会”主催のラルヒル(ズイフト上で仮想ハルヒル)に参加して、この時は優勝!笑

tekuteclimber.hatenablog.com

 

今回の目標はシンプルに“自己ベスト更新

願わくば人数が少ないし、おこぼれで入賞も()

5月上旬のCOW群馬さんの走行会では44分ジャストだったので、本番補正とドラフティング込みで41〜42分を目標に!

出るからには、減量も実施して当日は57.5kg。

4月は59kgくらいだったから、まずまずか?

 

今回の第一の敵は雨☂️

前日の天気予報大外れで、朝3時起床時にどしゃ降り…

忘れてた訳じゃ無いけど、俺

凄い雨男なんだよね〜

(幼稚園〜大学の卒業旅行シリーズ制覇など)

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練習も減量もそこそこして、出ないのは勿体無い。

しかし、ここで問題なのは出走まで時間があり、体が濡れて冷える事だ…

ウィンブレは下山荷物にあるので、

残された手段としてリュックの中に入れていた、ゴミ袋だ!!

ゴミ袋の上と左右をハサミで切り取り、

頭と腕を出せるようにして「応急ポンチョ」の完成)^o^(

(外に出たらUNIQLOのビニール着てるおじさんもいました!笑)

 

受付をして、スタート前の集合場所に行くと例年はトイレの隊列があるにスカスカ…

例年は8000人エントリーなのに、今年は2000人ちょっとと1/4だからそりゃそうだ〜

f:id:tekuteclimber:20220523065745j:image(本来のハルヒル)

スタート前はいつも通り、知り合いの方々と雑談タイム!

本来エキスパレベルのH選手がいる事をリサーチ。

年別で頭1つ抜けている選手は

“パパでも強い”ミニマムさん白石峠20分と絶好調なべ君

あとは走行会一緒に走って、実力的に自分同レベルの選手が数名。今回はエントリーリスト出てないから正直わからん(゚∀゚)

 

作戦としては、前半は無理せず集団で省エネ。

中盤以降は強い人たちがペースを上げる(はず)なので、中切れに注意しながら前目の位置をキープ。

ラスト榛名神社以降は頑張る!笑笑

1番はレースになると楽しくて、(無駄に)前上がってしまう癖があるので注意する…

↓ちなみに前日、ミニマムさんとこんなやり取りも!笑

 

さて、レースでは私の2000番台はエキスパート(強者の無差別級)に次いで、2番目の出走。

集団の20〜30番目くらいに並び、ミニマムさんが目の前、右隣になべ君と有力選手にいつでも引いてもらえるポジションを“お友達枠”で確保!

 

号砲と共にスタートして、計測地点まではゆるゆる走る。

ざっくり、ハルヒルコースを説明すると、

フルの全長14.7km

6.8kmの初心者コース、11kmの榛名神社コースと分かれている!

計測地点を過ぎても集団は変わらず緩いペースで進み、集団もデカい。

その後も明らかにスピードが遅い

試走会でも走ったCOWのKriさんと集団内で話した時に

「このペースだと42分ペースだよ」と教えて頂いた。

「えっ、遅っそ!!!」

年別の先頭42分ペースは流石にヤバイ。(年別優勝は例年39分前後)

おいおい!誰も引く気ないのかよ!!誰か行かないかなぁ〜」と煽ってみるも反応が無い…

 

初心者ゴール近辺で、

なべ君も横にいるが、レース歴の少なさもあってなのか、あまり前に出る気配が無い。

頼りのミニマムさんも公約通り?集団内にいたのか近くに気配がない。

【初心者ゴール通過】

15分ジャスト

3年前42分半で走った時が、14分半だった事を考えるとかなりマイルドだった事が分かる。

 

気がつくと、俺が先頭から3番目くらいに…

先頭にいた人から「2人、前で逃げたよ」と伝えられ

俺「ほんじゃあ、追いますかぁ!!!

“あっ!それやっちゃダメだ!!”

ともう1人の自分が言ってるのは分かるし、

前日のミニマムさんとのやり取りが脳裏をよぎる。笑

3年前の赤城も、去年の富士ヒルも行かなくていい所で気持ちが掛かってしまう悪い癖…

 

レース中は体は熱く、心は冷静に

☆これ基本だから覚えておいて!☆

 

榛名の中腹を先頭に立って引いてしまう俺。笑

f:id:tekuteclimber:20220524200518p:image(↑同じミスを何度もする図)

その後、逃げた選手を捕まえて安堵して先頭交代(実は捕まえた人は運営?っぽい人で、本当に1人逃げていた事をゴールしてから知る)

 

正直ここでムダにはしゃいだせいで、かなり足が削られてたぜ。

そんな最中、集団から本来エキスパレベルのH選手がアタック!!

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(実際は実力差も分かってるので、そんなに絶望してません。笑)

それに誰もついて行かない中、なべ君が果敢にもチェックに入ろうとする!!!

偉い!!偉いぞ若者よ!!!

と集団内沈みながら応援する俺。

しかしH選手に着ききれない、なべ君(´-`).。oO(追わなかっただけかもしれないけど)

 

その後は、安定の強さを誇るミニマムさんが先頭に出て集団を牽引(と言うか、ほぼ単独走)

雨で路面が悪く、途中で落車もあり危険な状態でレースは進む。

一度後ろを見ると、大きかった集団も徐々に縦長になっているなっている。

 

榛名神社ゴール】

28分半くらい。

残り3kmはどう頑張っても12〜13分かかる。

よほど黄金のタレをかまさなければ…目標は達成出来そう。

けど、中盤はしゃいで神社過ぎの激坂は足パンク寸前でキツ過ぎた…

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なんとか粘り、残り2kmの看板を過ぎたところで改めて後ろを見ると集団は完全崩壊してた!!

テンション上がって中盤しゃしゃり出てた割に、神社手前で冷静さを取り戻していた俺は、同じペースの人ゼッケンを一人一人確認していた。

そう、ゼッケン左下にエントリーの年代が記入されているのだ!!

他の大会は6位入賞が多いが、ハルヒルは比較的優しく8位まで入賞出来る。

 

確実に前にいた同じ20代はH選手となべ君。

万が一、見逃していても1〜2人。

【入賞確定】

目の前にはあるのは最早それだけ。

消極的と言えば消極的だが

「入賞や入賞 入賞!! 入賞以外は意味ないわ!!」

ハルヒルは入賞するとフルーツが貰える!

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数名に抜かれるも、30代、30代…30代!!!

「どうぞ!お先、ご自由にぃい!!!」

20代に抜かれる事なく、粘りゴール!!!

タイムは手元で41分は確実。入賞も確実。

 

計測地点終了してからは、

先にゴールしたミニマムさんやなべ君、エキスパ勢の結果を聞いたり、ソースカツ食べたり、久々に会うライバルと雑談したり…

これぞヒルクライムレースの醍醐味!!

 

下山中は地元の人やボランティアさんから「また来てね〜」と暖かい声が下まで続く!!

これぞハルヒルの醍醐味!!!

 

スマホは錘になるから車に待機しており、

速報は見れない結果は下山して。

体育館のリザルト表見てから…

【29歳以下の部 4位】

タイム41分41秒(自己ベスト更新!)

↓一応、データも残しておく↓

 

 

うん、目標は達成!!

憧れのハルヒルで入賞出来たこと自体は素直に嬉しい( ´∀`)

けど、なんとも消極的。

 

この結果で満足してしまうのは自分の成長を止めてしまう可能性もある。

この先の予定は6月の富士ヒル(今年は実力でゴールド取る!)

8月の乗鞍!!!

今年の乗鞍を5年間の集大成として、一区切り付ける予定(この先も自転車は続けるし、大会も出ると思うけど)

 

何はともあれ、コロナ禍は続くが安全に大会を終えられた事、競い合うライバル、運営やボランティアの方に感謝せねば!!

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〜また道の上で〜

(弱ペダの福富オマージュ)

2021 武尊牧場ヒルクライム総合2位 〜血のハロウィン〜

お久しぶりです!!

今シーズン最後のレース

「武尊牧場ヒルクライムに出場しました!!

(と言っても、富士ヒルしか出てないけどw)

コロちゃんが少し落ち着いてきたこともあって、今回は無事に開催された事はまず良かった…

 

今回の武尊牧場ヒルクライムの目玉は距離は3.8kmながら、ゴール直前に待ち構える

最大40%の超急勾配!?

 

今年は一度も減量してなかったので、

この激坂(平均勾配も10%)はまじでヤバイ…

普通に挑んだら確実に死ぬ。

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このままでは確実に

“血のハロウィン”

になる事は目に見えてる(血のハロウィンって言いたいだけ説)

 

今年1年間、努力もせずに言い訳したまま終わるのも嫌なので、「減量と練習」を1ヶ月前から敢行!!

 

練習としては特別な事はせず、

SST40分や15〜20分くらいの峠TTが中心。

大会1週間前には効果測定として、関東サイクリストのメッカ“白石峠TT”も!!

大学後輩の友達(=俺の友達)なべ君にも白石TTを同行して貰い、念願の22分台に乗せる事もできた😁

 

体もしっかり絞り切って、

60kg→56kg(当日はエネルギー満タンで57kg)

ちなみに毎度の事だけど、減量するのに1番大変なのって禁酒なんだよね。笑

自分らはアマチュアだから良いけど、プロボクサーとか本当きついよね(職場の先輩が二郎系ラーメン食べて来たって話と、写真見せてくれた時はまじで…)

 

大会2〜3日前になると、エントリーリストも発表されて確認すると…

20代男子↓

“サイタマサイクルプロジェクト”のE1レーサー

“群馬グリフィン”の永遠のライバルとぅ君

“COW GUMMA”のホープクライマー

おい、こんな強い奴ら出るなんて聞いてないぞ!!!(怒)

 

“弱ペダネタ”で言うと、峰ヶ山レース(ローカルレース)で箱学(名門校)の葦木場が紛れ込んでた…的な。

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とは言え、自分が出来ることは積んできたし。

あとは思い切り走るだけだ…と割り切る!

 

レースとは言え、今回は山岳個人TT/^o^\

入賞は3位まで(COWのホープDNSと事前情報があったので)実績のある、とぅ君とサイタマさんとの“三つ巴の戦い”になると思われる🙃

出走は20秒おきに1人ずつ走り出すシステムで、

順番はサイタマさんから2人挟んで1分後に俺→その1分後にとぅ君って感じ。

 

今回は富士ヒルの反省(ゴールどこ?事件)を活かして、YouTubeでコースも研究(2回も見たぜ!笑)

コースレイアウトが近い所から逆算して、15分前後の勝負になると予想( ˙-˙ )

 

特に展開って物もなく、前に出走した人をグングン抜いてくる!

直接競ってなくても、同じコースを頑張ってる人がいるのは大会ならではの嬉しさ☆

 

2.5km過ぎで、10分くらいと概ね予想通りの展開。激坂は得意だけど、途中で勾配が緩む所はパワーが落ちる(←永遠の課題)

今回使ったデュラエースc24TUは急勾配は速いけど、平地はちょっと苦手なので仕方ない…

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(↑巻島先輩信仰)

 

そんなこんなで、

残り800mくらいまで行くと、チャリダーでも活躍中のママチャリクライマーの戸◯君発見!!(1番最初にスタートしてた)

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ヒーメヒメとは歌ってないけど、ママチャリで登るのはリスペクトしかない(*´-`)

戸◯君を追い越すと、前を指をさして

「あとはあのオレンジ(サイタマさん)だけだ!!」と鼓舞され、気合が入る!!

 

少し先のゴール直前の“壁”を登るオレンジジャージを肉眼で捉える。

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とはならず、さすがに激坂がヤバイww

(↑どのくらいかはこちらをご覧ください。笑)

前輪が浮きそうになるので、ヨロヨロと転ばないように走ってゴール!!

運営の方曰く“ひどい坂”との事←どスタートww

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サイコン押すのが少し遅かったので、

正確なタイムは分からなかったけど16分は切ったくらいか??

 

ゴール後は知り合いの方々とお話したりマッタリと過ごす🍀

f:id:tekuteclimber:20211031201354j:image戸◯師匠とも写真撮影!

 

下山後は、鳥へい弁当となめこ汁を食べながらリザルト待ち…

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【結果】

15分58秒 年別&総合2位

297w 57kg (PWR5.2)

機材6.8kg

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(´-`).。oO(取り組みが形になって一安心!)

結果的に総合1〜3位は

サイタマ→俺→とぅで独占!!

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入賞景品でお蕎麦とリンゴもゲット!

参加賞のまいたけと合わせて、まいたけ天ぷら蕎麦にしよっと!!笑

 

【総括】

なんとか結果も出て、無事シーズンオフを迎える事ができる(ここからは冬キャンシーズンインだ!笑)

富士ヒルゴールドも獲得して、苦手な白石峠でも22分代に今年中にのせられたのも良かった✨

去年は燃え尽き症候群&コロナ禍で完全にモチベーションを失っていたけど、ここに来て戻りつつある。

 

少しずつコロナも終息に向かっていると思うので、来年の1番の目標(前から言ってる)は

“乗鞍年別で表彰台に上がる”

今日も話していたけど、あくまで“趣味”なので「心と体と生活のバランス」を保ちながら楽しめると良いと思います!!

 

では、また道の上でお会いしましょう♪